第三舞台
2012-01-20 Fri 01:22

今夜雪が降ってしまうそうですね

いやぁ寒い。。。

 サンシャイン劇場 IN 山縣

今年、最初の舞台鑑賞を1月6日にしました。

それは初鑑賞にして、ラスト鑑賞となる第三舞台。

10年前、10年間の封印を宣言して、封印解除&解散公演となった舞台です。

先日の15日に福岡での大千秋楽、さらにはその様子をLIVE中継して全国の映画館で鑑賞できるという

とても華やかなラストだったようです。

第三舞台 チラシ

作・演出 鴻上尚史

「深呼吸する惑星」

 

ひと時代を作って駆け上がっていった劇団という事で、うわさは聞いていましたし

時々、話題になることもありました

諸先輩方にもファンが多く、どんなものなのかと期待に胸を膨らませ

お正月気分を引きずって、池袋サンシャイン劇場へ

 
お客様には年配の方も多く

期待に胸を膨らませた目をした人がぞろぞろと並んでいました。

おお、いいなぁと

そして、席について隣のおじさんが、隣の奥様か友人か分からないが話声が聴こえました。

女の人「今日大丈夫だったんだね、間に合ったね」

おじさん「いや、仕事抜けて来たんだよ。だからいつ電話が鳴るか分からない。電話が鳴ったら出ないといけないから途中抜けるかもだよ。」

熱い、そのわくわくした様子の声に、俺も興奮した。

仕事抜けてきて、最期を見届けようとするほど・・・

結局そのおじさんは、最期まで俺の隣にいらっしゃいました。

声をあげて笑い、昔から知ってる人が楽しめるようなサービスシーンに歓喜してました。

 

鴻上尚史演出作品、実は初鑑賞。

言葉にいろいろと婉曲があって、茫然と観ると置いて行かれそうだが

テンポの速さで、考えることを強要させず油断させず突っ走る

隙間にはファンサービスがあるので

置いて行かれることはなく、最期まで観ていられました。

冒頭でのやり取りの中、

「ブログって本人が死んでもずっと残るんだよな」

っていう台詞が、ぐぐっと引っ張られました。

ああ・・・なんかの俺のこのブログにも急に責任を感じますが、観る人が少ないので気にしない気にしない

で、話を戻していくと

筧利夫さんのエネルギーに満ちた放出力に脱帽

鴻上さんの演出には、しっかり合わせて応える、もちろん10年間の経験や思索が影響を与えてると

思いますが、際立っていた。

そのエネルギーでしっかりとシーンを引っ張っているんで登場するたびに気持ちが楽になる

あとは若手となる高橋一生が異質なものを持ってきてました

生きようとしてる、その世界に、ちゃんと生きようとしている、そんな印象を受けました

まさに、育ってきた演劇環境やメソッドが違うと出てくるものをも違うなぁと痛感

逆にベテラン勢は、当然溶け込んだようにその世界にいました

SFという大胆な構成の中で、花吹雪が舞う瞬間など

あとは映像とのコラボで歪む現実が体感でき

さらには、鏡を使った演出にまんまとハマりました。

うわぁ、うわぁ、へぇ~、おお

先にも言いましたが、早いスピード感があるので

出てきたものを咀嚼するのは家に帰ってからであって

ただ、もう、受け入れて、受け入れて、みたいな状況で

最後のエンディングで、齋藤和義さんの原発反対ソングが流れて

公に全体の意味を思索し始める、という

早々と終わって席を立ったひとは、その勢いの楽しさで終わりかねないような

あるいは鴻上ファン、第三舞台ファンであれば、もう頭で真実を観ていたのかも知れない

散布された桜吹雪というか紙ふぶきは、
 
その中で争う人たちは滑稽でした。

恐ろしいね。

 日本経済新聞から拝借

この機会に観ることができて良かった。

今年はきっと、多くの事がステージで主張されるような気がします。

演劇はそういう場だった、そうだ、やっぱそうだよな、と思います。

そんなパワーがあるんだ。



またつぎにどんな演劇が観れるのか、楽しみです。



  
鑑賞後は、お客様が見届けた満足感など、座ったまま動かない人など、などなど

本当に愛されていた劇団だったんだと羨ましく

小劇場において、そんな団体があったんだという事を改めて感じました。

きっと、同世代で鑑賞した方々の中には、その後演劇を観ないでいたり

飽和状態の演劇の中で離れていった人も多いんじゃないだろうか

それが、またこの日に戻ってきてるような

みんな大人になったね、っていうような

熱いね

 

素敵だね

ちなみに、サンシャイン劇場入って、チケットもぎってもらって

中に入るとすぐに、鴻上尚史さんがいらっしゃいました。

凄いニコニコしていて

誰も話しかけないので、俺も話しかけずにおじぎだけしっかりしてきました。

意外に俺はシャイで・・・

ニコニコ見守れるっていいね。

是非、今度はこちらのステージに遊びに来て頂きたい、そんな機会ができたらいいなと

その時は、俺も入口でみなさんにあいさつをしたいなぁ

 

さて・・・






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