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浅田真央さん
2011-12-11 Sun 01:30

今朝、ニュースを観て知った
 
真央ちゃんのお母さんが亡くなったこと・・・
 
 
俺がこんなこというとアレだけど
 
先月の公演が終わって、まっさき読んだ本がこれなんだよ
 
 
   浅田真央
 
浅田真央 さらなる高みへ
 
著者:吉田順
 
 
以前、ブログでも紹介したけど、この著者の吉田さんは、、、実は東京で俳優を始めるにあたって
 
俺にとっての大きな指導者だった方なんですね
 
エンタメ集団 演人全開を旗揚げした時も密かに支えてくれました。
 
先月の事象Aの公演も観に来て下さって
 
ふと公演後、売り切れと聞いていたけど、アマゾンで調べたら手に入るかも!
 
と思って、中古ですが購入することができました。
 
わずか5時間程度でザクザクと読み切った本
 
学研から出ていて非常に読みやすいです。
  
 
内容がね、実に丁寧な描写と、お母さんと姉の舞さんと、指導者たちとのやり取りを凝縮して
 
書いてあって・・・
 
すごい距離感で取材してる!と近しく感じました。
 
お母さんの声は知らないけど、お母さんがしゃべってて
 
真央ちゃんもしゃべってて、それぞれの映像がしっかりと頭に描かれていて
 
距離感が本当に近いし、そのまとめと凝縮がハンパなくシンプルで伝わりやすい
 
・・・そうだったんだね。
 
って、真央ちゃんに過度の期待をしてオリンピックなど観ていた俺は
 
彼女がたまたま才能ある、ふつうの女の子であることを知った
 
語弊があったら失礼ですが、揺れてる感情は決して超人じゃなく、、、女の子だった。
 
姉に負けたくないという一心での幼いころの練習とか
 
時に厳しいお母さんのこととか
 
犬のこととか
 
 
期待に応えるよりも、もっともっとフィギュアスケートが美味くなりたいって言えてて
 
競技だけど、比べるのは他の人が、であって、自分は今に集中するって姿勢だったり
 
「誰かのタメにがんばります」という「誰かのタメ」という言い方をしない

逃げ道を用意しない、っていう姿勢
 
自分の納得がいくフィギュアスケートをしたい、っていう
 
アスリートというよりも、アーティスト的な視線でのこと
 
努力家でもあるけど、素敵だ。

 
この本を読んで、ものすごい浅田家との距離を勝手に俺が近くに感じていたこの2週間
 
突然のニュースに、勝手に俺も胸に刺さった。
 
 
練習、遠征、合宿、の繰り返しの中
 
本当はもっともっと甘えていたい時間がたくさんあったと思うんだけど
 
俺も末っ子だからさ、、、
 

早く立ち直って頑張ってって、なんて言えないし言わない
 
ずーっと頑張ってきたんだもんね
 
 
すっかりファンになってしまって、それまでの滑りも結果しか観てなかった自分が失礼に思えてきたり
 
だから、これからも陰ながら応援をしていきたい
 
 
 
 
結果しか見えなかったり
 
「結果がすべて」ってもっともらしく、仕事人のような言いブリをする人もいるけど
 
マスコミは過度な期待を投げかけ、視聴率を盛り上げようとするけど
 
競技だと、そうも言ってられないのもあるけど
 
俺は、そうじゃねぇよなぁって改めて感じさせてくれた親子を感じました。 

 

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