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そうだったんだね。
2011-05-25 Wed 02:40
友達の声優さんがいて
 
その子は、ある連続アニメの主演もして
 
それから、絵本の読み聞かせを公園や保育園などではじめ
 
着物の着付けなどもして
 
いろんな活動をしていた子だったんだけど
 
 
田舎に帰郷したと報告をもらいました。
 
 
3月11日以降、人生観が変わったという。
自分に何ができるのか、自分が何のために生まれてきたのか、と想い悩み続けてる、と。
 
 
東京を離れる決意をしたんだったんだね。
 
俺は何も知らなくて、絵本原画個展の案内メールを出してごめんね。

 
『何のために生まれてきたのか』
 
この命題は、考えれば考えるほど霞んでは明確な光が見え、明確な光かと思いきや、
 
霞んでいく光であり、また違う光を見つけていく繰り返しになる
 
誰でも、何度か、いや何度も考えるんだろうと思う。
 
考えて立ち止まると、社会では生きにくくなってしまうこともしばしば。
 
 
俳優をやっている人も、『何のために生まれてきのか』から俳優を選んではいないだろうし
 
その答えをみつけるのも相当大変だろう。
 
多くは、「愛されたい」「大事にされたい」の裏返しから表舞台に立つし
 
本当は俳優という着物が似合わないまま、なんだか固執してしまったりする
 
それしかない、と自分に信じ込ませることに必死にもなる
 
それしかないわけではない、ことは認めるのは非常に恐ろしくさえ感じられる。
 
そんな方々の舞台を拝見するに、鑑賞した自分に痛みがやってくる。
 
違う着物を着て欲しいと願わずにはいられない舞台も数多く・・・。
 
でも、それまでの着物を脱ぎ棄て、次の着物を着てみる勇気は本当にすごいし大事。
 
 
そんな彼女の、行動に背中を押してあげたい。
 
 

人が変わる、のではなく。
 
本質に気が付いた時に、行動が変わるのだ。
 
 
と、思う。  よ、俺は。

 そっか
 
 
俺もまた自分の能力を役立てたいなぁと強く願いながら
 
そんな俺の能力なんて、必要となれない世界、社会に生きてるのかなぁと、、、
 
幾度となく考えさせられる。
 
小さいよなぁと。
 
俺も古い着物を何度か脱ぎ捨ててみたけど、
 
より楽に作品に向かうことができて
 
それぞれの着物は『創造する』という本質で一緒だったよ。
 
 
おせじで多才ですね、とか
 
何が一番やりたいの?とか
 
言われるが、、、感じたことを彫刻(創造)してるだけのことなのです。
 
なかなか理解されないが。。。
 
 
そういうことなんです、たぶんね。

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