ドガ
2010-12-31 Fri 02:34

今しがた、極寒の中レンタルDVDをお店に返却しに行って、
 
DVDを忘れてうっかり八兵衛でした。
 
・・・
 
あるある。
 
 
二度目は身体が温まっていたので、寒さを感じずにゆっくりと返却に行けたよ。
 
ただ、耳が痛いなぁ。
 
 
それはそれとして、本題に入ると
 
先日、 『ドガ展』に行ってまいりました。
 
IN 横浜美術館
 
   気の抜けた俺 ⇒魂抜けた顔・・・
  
 
実は11月に一度、観に行ったところ休館日だっていう・・・いわくつきで
 
リベンジで行ってまいりました。
 
初、横浜美術館。
 
この建物の大きさが、もう既に興奮させる。
 
美術館って、建物そのものがどこも独特で、天井が高くて、芸術的で
 
たまらん空間だなぁって思うんだよね。
 
 
いやぁ~素晴らしかったねぇ。
 
ドガ、印象派って呼ばれる中でも、この人も異質でさぁ
 
傑作『エトワール』なんて、もう生で観る機会があっただけで嬉しい興奮がこみ上げた。
 
   エトワール ⇒「エトワール」
 
 
言葉なんて、おお、ううん、ああ、しか出てこないもんなぁ。
  
それは、わりと前半の見せ所として配置されてたけど
 
人だかりになっていて、閉館間際に引き返してもう一度、間近でゆっくりと堪能。
 
これ、油絵じゃなくて、パステルだぜぇ。
 
うわぁ、こんなにも艶やかにパステルで描けるんだぁっていうことも
 
また、そんなに大きくないサイズだったことも
 
空間の配置も
 
確かに、、、傑作の域だ。
 
しかも、この見る側の目線はさ、ちょっと高い位置から観てる絵だから
 
舞台を上からのぞき観てるような感覚がした。
 
拍手が聴こえてきそうだ。
 
 
絵の写真じゃなく、本物に勝るもんはないな。
 
 
バレエダンサーは当時、娼婦と同じ位置にあった風俗的な見方をされていたんだって
 
それを芸術的な域に押し上げたことにひと役かっている。
 
ドガは、バレエの鍛練や修行の厳しさを知り
 
画家の自分と同じくらいに修行があることに共感を覚えたそうだ。
 
   バレエの練習
 
実際、この『ドガ展』にはドガの素描がたくさんあって
 
一枚の絵を描くのに、多くの素描を繰り返し描き、1枚の完成に何年もかけたものもあった。
 
衣服のしわに魅せられ、そこを徹底的に追及して描き
 
馬の筋肉の動きに魅せられ、素描を繰り返し
 
習作をたくさん描き、一枚の絵を外ではなく自身のアトリエで構図を決め完成させる
 
戸外で描く、他の印象派とは対をなす制作方法だね。
 
 
バレエの練習風景、舞台裏も、バレエスタジオに通い、いろいろなポーズを素描して
 
何度も習作し、そしてアトリエで組み合わせて創造した。
 
 
気持ちが衣服のしわだけに向かって挑戦してみた作品があったり
 
構図を試してみたり
 
対象と感情の中立的な立場で、スナップ的な構図で絵を描くことに挑戦して
 
肖像画の常識を覆した、この『綿花取引所の人々』は圧巻。

   綿花~
 
いやぁ、それぞれ肖像画ですけども、あんたのこのクオリティの高さと構図の巧みさは
 
なんなんですか!
 
っていう、わぁおの領域。
 
 
裸婦の一連の作品群も、これまでにない覗き見的な構図で描く
 
描かれてることを意識していない人の後ろ姿
 
後ろ姿の裸婦って、実は艶めかしい・・・。
 
首すじを見せてさぁ
 
タオルで髪の毛を梳かしてる姿とか
 
足をタオルで拭いてる姿
 
逆にエロじゃないか。
 
   裸婦
 
カメラも登場した時から、すぐに購入して写真撮影をたくさんしてて
 
手前の人のフォーカスがぼけていて、奥の人にフォーカスが合っている
 
そんな絵をカメラが生まれる前から試行錯誤して挑戦してたりしてさぁ
 
目が悪かったから、その観たままを描こうと模索したのかも知れないけど
 
 
このドガのおっさんもさ、試行錯誤の連続だったんだなぁって。
 
いろいろ試してみては、次に行ってみたり
 
そのための準備はしっかりやってみて
 
時間を使って、挑戦している。
 
この大量生産型でない、試行錯誤挑戦型っていうのかな、もの凄く共感を覚える
 
アートって、そうだよなぁ
 
やたらめったに大量生産し続けることの残念さは、そこらにあるものを観れば分かるだろ
 
ゴッホも、たくさん練習してんだよなぁ。
 
ほんっとうにたくさん練習してる。
 
 
何かを生み続ける人の中でやたらめったに本番ばかりを繰り返す人に
 
どうか、このことの大事さを胸に刻んで欲しい。
 
突発的なよさも、即興的なよさも、あるけどね。
 
 
100年以上経って残っている名画を今年もたくさん見つめてきて
 
圧倒されながら
 
結局のところ、この天才画家たちが
 
ひたすら試行錯誤してきたっていう痕跡を辿れたことが
 
俺にとってはすごい財産になりました。
 
な~~~~~んだ、普通のおっさんじゃん(すみません・・・)
 
 
そう、人だったんだよね。
 
 

普通に、レンタルDVDを返却してに行って
 
DVD忘れたりするような感じじゃん。
 
1800年代にレンタルDVDはなくとも、そんな感じじゃん。
 
 
しかし、素晴らしいなぁ。
 
 ドガ展


本日31日で、終わるから、行くける人は、是非!ラストチャンスだよ。
 
そして、今日は大みそか。
 
もっかいくらい日記更新するかなぁ。
 
今年は、美術館に3回行けた、、、少ないけど
 
でも、舞台ばかりにむちゃくちゃになって走っていた時には見逃していたものが
 
たくさんこうやって観れたことがは本当に素晴らしいことです。
 
 
もっかい更新できなかったら、よいお年を~。
 

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