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芸術の秋
2010-10-04 Mon 23:27

芸術の秋、だね。

秋刀魚の方が好きって人もいるかもだけど

両方味わおう!

 

更新が遅くなったけど、先日、2人展という展覧会に行ってきたよ。

磯谷権太郎&横野健一 による2人展。

『見えるようにすること3』

見えるようにする為、幾つもの異なる行為を重ねていく。

というサブタイトルもありました。



  
横野健一、磯谷権太郎、山縣有斗
  
 
あのパウル・クレーの言葉

「芸術は見えるものを再現するのではなく、目に見えるようにすることだ」

という言葉からタイトルを得たとのことです。

  
この言葉、俺はすげぇ感じる。

  臭いものにはフタをしていく、わけで、観ないようにしてるわけで

  俺は、そこを見えるようにしたい!と感じる。
 
  フタをされているから、知らない人が多いわけで
 
  自分でもフタをして、潜在的に観ないようにしてたりするわけで

  そういう作品を創造すると、嫌がる人はやっぱいるけど

  俺は、それでいいと思う。

  俺はそれを観たいし

  フタをするほうが嫌だから。

クレーがこういう意味で言ってるわけじゃないにしろね。。。

俺は、そう思うよ。

 

 

東中野の小さなギャラリーでした。

ふわっとした雰囲気があるギャラリーで、壁に横野さんの
版画・水墨画

 
   
赤い色の版画


床には、磯谷さんの造形作品が・・・。

 
これ変だろ???

横野さんは、ちなみに年末年始の公演でのチラシで、アート作品を創造された方です。

世界的に活躍されていて、版画そのものを作品とし版画そのものに着色するっていう

さらに、その形や大きさも幅広く、見るものを圧倒する力がある。

今回は版画のみならず、水墨画的にも描いてあった。

ザバッ!!っていうか、そんな気風でした。

ザバッて感じたものはザバッて迫ってくるね。

擬音語で伝わりづらくてすみません。。。
 

好きなんだよ、俺凄く。

 

 
横野さん作品・壁
 

磯谷さんの造形作品は、もう「な、、なんじゃ?これは?」って一瞬思いました。

なんなんだ、これはなんなんだ、、、っていう。

でも、このなんなんだ、が、なんなんだ、でいいのだろう。

でかい奴は、え、なんで?っていう。

難しく考えず、感じたままに・・・、それが大事。

だから、俺の感想は「ほえぇ・・・・え」でした。

そこに嗅覚が行くってのが

また、不思議だなぁ

 
へんな造形物

俺も、きっと頭が硬いんだろうなぁ。

柔軟なものを持ちたいね。

 

『世界の見え』とは、広い範囲の『見え』だね。

でも、こうやってアーティストが目の前に作品を見せてくれると

興奮するよね。

自分が「いい!」と感じたものが目の前にあるとホント興奮する。

こいう時、東京でよかったってちょっと思う。

 

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この記事のコメント
あーしも行きました。
 
磯谷さん、ビッグバード犬(?)と4人で写っている画像、 
イイですね!
触ってご覧になりましたか?
 
磯谷さんのご作品は、以前拝見してから気になっていて。
どうして、あんな不安定な素材で展示されるのだろう、とか、
直接お逢いしてお話しを伺える機会は貴重でした。
2010-10-05 Tue 02:02 | URL | ラララ #MZ5PNWIk[ 内容変更] | top↑
初コメでしょうか?
ありがとうございます。

行かれたんですね、ラララさんも。

あれ触ってよかったんですか?
作品って、何か触れてはならないって俺が勝手に思い込んでいたみたい。

磯谷さんの、作品の中でも
車があって噴水みたいになってるのが好きでしたね。
マッドマックスの世界みたい、って誰かに言われたみたいですよ、まさかラララさん?

それを聴いて、急にその作品に愛着がわいてきたっていう。
もっと話してみればよかったぁ、とちょいと後悔です・・・。
閉館ギリギリ15分前くらいだったので!ああ、、、
2010-10-05 Tue 23:18 | URL | 有斗 #-[ 内容変更] | top↑
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