fc2ブログ
トラッシュマスターズ
2007-01-22 Mon 01:01

今日、マシンガンデニーロの松崎さん演人全開第9回公演「タクト!」のヒロイン)が客演する舞台を観に行きたかったが、昼間に用事が出来てしまい断念・・・。


本日楽日で14時~が千秋楽だった・・・。


行けなくてごめんなさい。



しかし、すっかり芝居を観るテンションになっていた俺は、先輩の俳優さんに


「凄い劇団があった!あれは凄いねぇ、良かったよ。マジで行って来なさい!チケット今から取ってあげるから。トラッシュマスターズっていう劇団でさぁ」


34歳のおっさんがここまで言うからには行かなくては!!


と、夕方6時半開演だから間に合うという事で突如、下北沢駅前劇場へ!



劇団 Trash Masters(トラッシュマスターズ)


第11回公演 「TRASHMASTERSOUL」


という公演でした。


               パンフレットが厚い!金かかってる!!!  小冊子だぜ?何か得したわ!!


6時に劇場に着くや、舞台上ではDJ:toMUという方が皿を回していではないか。


これが、キュッキュッとレコードを回して、少し楽しい雰囲気にしてくれる。


待っている間、ちょっと音が目の前で流れている為、視覚的にも聴覚的にも楽しめる。


それだけで新鮮だった。


そして、公演が始まる。


ぶっちゃけ怒涛の3時間公演だった。


長い!・・・でも観ていられる芝居だった。


恐ろしい事に笑い一切無しの3時間。


何という挑戦。


俺は、芝居を観ながらもお客さんの反応も楽しむが、お客さんがちゃんと見ていたし、物語に飲み込まれていた・・・。


寝ている人なし!


それだけで新鮮!!


なぜなら芝居がしっかりと持っていたから。


役者陣の芝居を観ると、ちゃんと会話している。


演人全開のやり取りに近いものがあり、繊細な芝居をしていた・・・。



これは今の小演劇界において、非常に珍しい事!!



気持ちを大事にしていたし、その息遣いがしっかり目の前にあった。



これは小演劇界にとってホントに珍しい事!!!



演人全開が貴重な存在である所以!!


初めてこういう劇団が他にもあった事に気が付いた。


もちろん、笑い無し3時間という過酷な状況であるが、何と3幕あってセットがガッツリと3幕とも全く違うセットになるという脅威の構成!!


幕間には映像と字幕が流れ、その字幕を読む声が早口のように流れるが、その間、幕の裏でドリルの音などが聞こえて来る。


そして、幕が上がると、別空間が出来上がっているというライブ舞台セット!!


凄い!正直、凄いと思った。


それだけで、得した気がした。


キスシーンもあるは、女優さん、裸になってオケツ観えるわ、パンティ脱ぐわ(裸になるよりこっちが逆に「おおっ」って観てしまった・・・)、おっぱい揉まれているわでビビッたわ。


エグイなぁと思うが、芝居魂。


芝居は繊細さがあるが、気持ちの流れが「あれ??」っていう役者さんがいたり、怒鳴り口調が多く感情表現がやや乏しいものを感じたのも事実。


後は全員が完全2枚目芝居だったのも気になったが・・・。


それでも支えている脚本の構成が未来の日本を危惧するものであり、根底に流れるのは狭い規模の人間ドラマという事で飲み込まれる。



「役者がそこに居る」


「嘘の空間を生きている」



ので観ていて感じる。


観れて良かった。


危険な橋を渡っているが、その役者の熱と挑戦を感じた芝居!


熱と挑戦!


実に素晴らしかった。


    ね?厚いやろ?  ね


ちなみにお客さんにラサール石井さんもいたよ。




スポンサーサイト



別窓 | 歩けば日記にあたる | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
<<おにぎり | AritoArt3 (旧役者ノートブック) | 初雪>>
この記事のコメント
もしやそのチャレンジャーなお芝居はR18指定???
先日、たまたま華麗なる一族の再放送見まして・・・山縣さんバッチシ確認しました。らっき~♪
どうでも良いことですが、私、正確には風間トオル様より2歳若く・・・仲村トオル様と同い年です・・って、くだらない話スミマソン。
2007-01-25 Thu 16:12 | URL | 毎日さん #-[ 内容変更] | top↑
R指定は特になかったですね~
局部的なもの達はしっかり隠れていますから・・・。
ちょっと最前列は見え隠れした可能性がありますが。。。

仲村トオルさんと同い年!?
了解しました!!
2007-01-25 Thu 23:11 | URL | 山有 #-[ 内容変更] | top↑
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| AritoArt3 (旧役者ノートブック) |