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雨さんさんと
2009-08-10 Mon 03:52

石塚さんのお通夜に先日行って来ました。

300人くらいの列がいきなり出来てました・・・。

石塚さんの走った道のりを感じました。

多くの方に見守られて

素敵なことだなぁと思った。

 

さすがラグビー一筋だけあって

本当にごっつい人ばかりが参列、自分が小さいなぁと。

高校生のラグビー部だろう青年たちも参列

石塚さんに縁があった人は多いんだと実感。

 

告別式は参列していないですが、今日旅立ったのでしょう。

 

本当にありがとうございました。

そして、お疲れ様でした。

 

 

 

 

誰かが言う

「死ぬときは所詮独りだから」

 

この台詞、カッコいいと思って口にする人がいる。

いや、カッコ悪いよ、あんた。

死に向かうのは独りかもしれない。

独りで生きた顔した人が、こう言うだろう。

知らないんだね、そういう人は。

その食費、学力、学歴、誰が支えてくれたからそこに居るの?

独りで生きてきた顔するんじゃない。

生まれた時から、既に多くの人の力によって支えられている

独りじゃ生きていけないはずだよね。

与えられるのが当たり前の人が、

「所詮、死ぬときは独りだから」

と、俺は独りで生きてきたって顔すんだろうなぁ。

 

それは、生きながらに死んでる

 

時期を同じくして、大原麗子さんの孤独死

死後、1週間経っての発見

これは、ショッキングだった。

人気もあり著名な女優さん。

病気だったとはいえ、そんな方でさえ孤独死。

色々な諸事情が重なったのかも知れないけど・・・

1週間って。。。

 

これから増えるのかなぁ。

人が人との関わりを失ったとき

人は人して存在しなくなる

これは、紛れも無く事実。

 

石塚さんは幸いにも、翌朝、練習に来ないのはおかしい

と、自宅まですぐに駆けつけた人がいた

 

多くの参列者の人たち、

石塚さんが、多くの人と関わってきた、

ハートで関わってきた姿を

感じることができる。

それって、素晴らしいよなぁ。

 

今の俺が、急にぽっくり逝ったとしても

2~3日、誰とも連絡しなくても

異変にはほとんど気がつかないよなぁ・・・きっと。

さすがに1週間くらい経ったら

連絡ないって、ことで、家まで来ることはあると思うけど

 

独り暮らしは、人との関わりを失いガチだね。

 

特に習慣的な日常を送ってない職業だから

本番中や、本番直前なら、すぐ飛んで来る人がいるだろうけど

執筆中や、公演からしばらく離れたら?

これってつまり、本番や本番直前以外に

必要とされていない、ってことになるのか!?

 

そう思うと、

必要とし

必要とされること

それが、才能や物質的なものや利益の為じゃなく

存在そのものを

仕事している俺じゃなく、

個人の存在そのものが

必要とし

必要とされること

その関わりが、大事なんだね。

だから、家族ってあって

隣のおばちゃんっていう関係があって

 

それって民族的な暮らしであって

原始であって

とっても大事なこと。

 

人生において、経済活動のいったんを担うことが目的ではない

それは確かである。

それは、人の「快」に向かうものじゃない気がする

高度経済成長以来、稼ぐことが目的となって

石油を扱う企業、莫大な利益を生む企業に

いい顔しなくちゃいけない、金まみれの政界に

孤独死のない社会を創れるはずがない

 

利益じゃない関わりが失われてしまうよなぁ

 

何か徒然なるままに、書いちゃったけど

今勉強してたことが、ひと色々繋がってきて・・・

長くなっちゃった。

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