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ゴーギャンとの対話
2009-07-31 Fri 03:02

初上陸

東京国立近代美術館!

  現代美術館 33.2℃の灼熱

ゴーギャン展に行って来ました。

 我々は・・・

『我々はどこから来て

 我々は何者で

 我々はどこへ向かうのか』

 

この命題に、俺もまた飛び込む

 東京

その作品が日本に上陸。

印象派から脱して、絵画の創造を模索した男。

 

今回は、ちゃんと『絵と出会う』ことを目的として

鑑賞してきました。

第一インスピレーションを大事に、頭で考えないように

考えないようにすると事を考えてしまいがちになるので

必死に生まれたての自分

みたいな感じで「ぽわっ」と観ました。

 

最初は解説を読まずにじっくり堪能

そして、戻って、解説を読みながら鑑賞

気がつけば、2時間半が経過していた・・・。

 

やはり、縦139.1cm × 横374.6cmの巨大な絵画

我々は・・・ 

これには息を呑んだ。

『芸術とは象徴である』

と自身が語ったように・・・。

 

一点を見て、また一点を見て、引いて見て、

また一点に戻される。

出ようとしても、何回か戻って確認してしまった。

 

ああ・・・

おお・・・

えっ?

あっ

ほえぇ

 

だった。

これが、俺の感想です。

胸がいっぱいになりました。

 この顔

思考しなかった分だけ、見終わった後に、

思考の糸が絡みつづけ、

その糸をどう解いたらいのかを思考する

それがゴーギャンが意図するところだけど

象徴の素晴らしさに完膚なきまでに叩きのめされました。

 

やっと出会ってしまったよゴーギャン

ありがとう。

次回作に生きます。

 

東京国立美術館の周りは、皇居

シャトルバス 

出発は東京駅から無料シャトルバス

(このネーミングって恥ずかしい、何でシャトルにバス?)

に乗って行ったので

灼熱を避けましたが

帰りは日が暮れかけていたので

東京駅まで、皇居を半周しながら帰りました。

皇居 

緑広がる皇居とビル群の狭間で

妙な空気を感じる。

 皇居 

皇居の周りをただ、ひた走るランナーの多いこと。

東京タワーも見える

新しいビルが建とうとしている

 おお東京

ちょっと、ここ日本なんか?と思える空間がちらほら・・・

    なんじゃこれ

ニューヨークじゃねぇの?って行ったことないけど・・・

東京ってこんな風だったんだって初めて知った。

 

ゴーギャンを観たあとのこの東京の景色は

どっちが象徴か分からん

妙な枯渇感を味わう。

 

そして、俺の思考の意図は色を帯び始めました。

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