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有難豚・ありがとんレポート 動物ついて想うゆえに食あり ※長文
2016-11-20 Sun 13:08
有難豚(ありがとん)に会いに

Hppeful Pig代表の高橋希望さん会いに

八王子は、京王線山田駅の磯沼ミルクファームへ行ってきました



◇ありがとんって?

もともと宮城県名取市の牧場で高橋さんの祖父の代から養豚をされていて

東日本大震災でその牧場が流されてしまい絶望的だと思われたなか

地域の人が「高橋さんとこの豚がいるよ、取りに来て!」と連絡が!

荒れ果てた震災直後の状況下、流れ着いた豚の世話をしてくれていたり

豚たちが倒壊した餌タンクで身を寄せ合ったりと

何頭か生き延びていたそうです


その豚たちと

復興ままならない、めどが立たない中

その豚たちの基点を名取からくりこま市へ移動し、再起


その子孫たちが、今、世田谷や八王子の牧場で場所を借り

のびのびと生活をして

正しい言い方をすると、豚が豚らしくのびのびと育つ環境で生きて

そして、まさに「命を食べる」かたちとなります



家畜の心の幸せと健康を第一に考える「アニマルウェルフェア」と、

そんな家畜からいただく安全で高品質な「ウェルフェアフード」の生産

そのコンセプトを大切に

試行錯誤しながら今があるのだと感じました

  ありがとん 山縣有斗4

豚たちは、この磯沼牧場で、土の上、藁の上で、身体を健康に動かしながら

生きていました

生産者から消費者まですべてが一緒になって家畜をみていく

そんな素敵なシステムでした

    

◇高橋希望さんとの再会

そもそも高橋希望さんとの出会いは

うちの事務所社長とのお花見の会でした

気が付けば、10年近く前の話

2回くらいしかお会いしていない中、覚えていて下さり

まさか実家が名取市で養豚場を営んでいるとは思ってもいなかったし

震災でそのような状況下になって大変だったとも

知る由もなかったのです


それが、Facebookというツールでここ最近、久しぶりに再会?となり

ご活躍を知るにつけ

画像ばかりで観てはいたけど

やはり、目で見る、体験、体感することこそが大切だと思いました

文章にするとドラマチックも思える展開ですが

実際には、様々な苦しさや悩みがあったうえで選択しながら

よりベターな道を見つけ、希望を見て、まわりに助けられ

今の素敵な展開が、

決して生易しく、とんとん(豚豚)拍子できたわけではないと思います

だからこそ

お話を聞いてみたい気持ちに駆られ

有難豚(ありがとん)の様子を見たくなり

八王子の磯沼牧場にお邪魔しに行ってきた次第です




◇ありが豚と対面

豚が3頭いて、日ごろ高橋さんは「レディたち」と呼んでいる

雌の豚さんたちです

ありがとん 山縣有斗  

もう、元気よく登場してきて

ずっと目の前で叫んでくる「ぐおぉ~~!」「ごおおお!」

歓迎ムード?

かなり興奮してて、高橋さんに登場に喜んでいるみたい

決して「ブヒッ!」とは言わないよ!

それに「は~い~」と応える高橋さん
 
ありがとん 山縣有斗4  
  
その応える姿をみると

「ああ、そうか、そうだよなぁ」なんて自然に想えてきて

俺も「分かった、分かった、はいはい」と応えてと豚と会話


まぁ無理もない

ちょっとええ男が来たから、雌豚3頭もきっとテンション上がったに違いないだろう

などと、スピリチュアル(?)に解釈をしました

   ありがとん 山縣有斗9

聞くと、先日の雨が止み、天気が良くて

テンションが上がっているという

天気によって、気分が豚も違うって


そうかぁ、人と同じだ。

と思ったが、訂正したい


そうかぁ、人も同じだ。


という事だよね

泥は若干ぬかるんでいたが、もう、楽しそうなのだ

そして、人が好きなんだ

本能というか、無邪気なんだよ

ボスの豚がぶつかってきたら、大げさに泣いてアピールする姿があったり

自分の餌がまだあるのに、隣の餌を奪いに行ったり

隣の芝が青く見えるって感じだけど

妙に生き物らしく

子供らしく感じて面白かった

無邪気さがそこにある
 
 ありがとん 山縣有斗2

それから、豚の背中をさすったり

へちまでごしごしマッサージをしてあげました

豚は自分の背中とか痒くても搔けないし

とても喜ぶのだそう

思ったより、毛が太くて、たわしくらい強い

肌は厚いし、品種によって柔らかい箇所があったり違う

そのうえ体温は温かい

足が豚のお腹に当たっている状態って

とっても足が温かくなって、「体温」を感じると

途端にこっちも心許してしまうところがあって愛着が沸く

3頭ともしっかりとマッサージをしてあげました

高橋さんは豚が「いい感じ」って言う音が分かってて

俺がマッサージをしてると

「あ、いま、いい感じ」って言ってるって教えてくれました

その時の音を文字すると

「ぐぅ」


乗っかっても大丈夫ってことだったので

軽く乗ってみました

ありがとん 山縣有斗5   

俺が子供だったら、がっつり身を任せて乗りたい気分だったが

体重は俺も大人なので、半分体を預けて楽しみました


こんな風に豚に接する時間なんて

なかなかないので、新鮮だった


しかも、この磯沼牧場は近所の人がちょいちょい来てみていくので

色んな人が通り過ぎ、挨拶を交わしていく

なんか人と家畜が同居とまでは言わないけど

近くにあるのをすごく感じた


 

◇多くの人は疑問に思うかも知れない

たぶん、思うだろう

人と豚がこんなふうに距離を縮めたら

可愛がったら、食べるのがかわいそうなのではないかって


なるほど

ペットとか、そんな感じで豚も飼ってる方もいるし

感情が入ると「食べるなんて」って思うかも知れない

それはそうなんだよね


しかし、それこそが大事で

「命」を食べるって、そういう事なんだってこと

生産者も見えない

動物の生活も見えない

ただ、パーツとして切られた肉がある

或いは、すでに調理済みの肉がある

それは、ただの個体ではなく固体で・・・

よく考えたら何食ってるか分からない

だって知らないんだもん

本当にそれが豚だったのか、豚らしく生きた筋肉や脂肪のもとあるのか

どんな餌を食べて生きてきたのか

目隠しをして闇鍋を食べてるに等しい商品としての陳列に

何を食べる側が思うだろう

形として『いただきます』とは言うかも知れないが

その言葉のルーツでもある『いのちをいただきます』は、きっと

動物と生産者とを知ったうえであるのではないだろうか

そう感じさせてくれる現場だった



◇動物って何をイメージする?

高橋さんの印象的な言葉がある

動物というと、人は

ペットか、野生の動物か、

どちらかをイメージするが

家畜が出てこない

ありがとん 山縣有斗6  

一般的には、ぱっと家畜の動物をイメージする人は確かに少ないかも知れない

家畜は見えないところで処理・製造され、生き物として

イメージしにくく

またイメージされにくく、

無意識に生き物としての認識に蓋をされた世界に感じられる

それは食べる、命を奪う、という事を前提としていて

命を奪う、という事に蓋をした為、見えないくしたような気がする


教育の現場ではどうなってるんだろう

俺も田舎育ちなのでたまに驚くが

イチジクが木から実っている事を知らない人がいたり

スイカが瓜という認識がなかったり

お米が種まきから苗になり田植えがあり収穫があるという流れすら

まったく知らない人もいて

少々驚く

 
そりゃマクドナルドのナゲットがどんな劣悪な環境で育った鶏の肉で

骨もいろいろ混じって粉々にして形作られたものか

想像すらしないのと等しいし

そもそも、それがもう鶏だと

思っていもいないかも知れない

※ナゲットについてはその後改善されたかも知れません



◇トンカフェにて

面白かったのは、『トンカフェ』

画像で観ていて、「ああ、カフェをオープンしたのかぁ」なんて思っていたら

即席で、豚たちとの柵の前に、アウトドアな椅子を置いて

ガスコンロでお湯を沸かし、珈琲を入れて楽しむ

とてもアウトドアな一服空間でした

とんかふぇ   


木のカップがまた素敵で、この雰囲気にぴったり

ご馳走様でした

ありがとん 山縣有斗10  
 ※後ろに見えるのがトンカフェ空間


◇磯沼牧場について

この牧場はまた素敵で、牛が色んな種類がいて

広いところで、牛が動きて生活している

高低差がすごいある坂道の中で、生活していたりと

国内にほとんどいない品種らしく

とても美しい色合いと毛並みと、ほんと感動があった

というか牛はデカい!

ありがとん 山縣有斗3  

俺も従兄弟が山口県で酪農をしてるので

乳牛を見ているけど、また違う雰囲気があって素敵だった

羊もいるしね

羊がまた可愛い

羊たち 

磯沼牧場の牧場主の磯沼さんもいらっしゃり

そこにあった溶岩窯を見て

ピッツァ焼いたら最高だろうなぁ~~なんて言ってたら

『あるよ』

って言葉が返ってきて

ご親切にも、なんと、溶岩窯で焼いたピッツァを頂きました

なんとうタイミング!

あまりにうまくて、あっちゅう間で食してしまったら

『もう一枚あるよ』

なんて言葉が返ってきて

お言葉に甘えて、しっかりと二枚頂きました

    溶岩窯のピザ

とても気さくな方で、珈琲にミクル入れていただき

牧場で飲むミクル珈琲を堪能しました



お話も色々聞かせてくれました

印象的だったのは


ここでしかしていない事として

牛一頭からだけでミルクを作っている、という


どういう事かというと

酪農などでは、たくさんの牛からミルクを絞り

それを一緒にまとめていて、ひとつの商品となっているが


ここでは

牛一頭一頭で味が違う、という事を大切にして

それぞれ一頭からだけでするのはなかなかないそうです

加工すればそれがさらに顕著になるのだそう


なるほど、と驚いた

よくよく考えると「そりゃそうに違いない」十人十色だよね

そりゃそうだよね、きっと

その部分もまた、家畜を尊重している感じがして

心温まるところがあったり


とても素敵な空間でした

ごちそうさまでした!

  磯沼さんと山縣有斗 対談   
※磯沼さんと。インタビューしてる風ですが、普通に会話です

 
◇そして、有難豚を食す

お土産に貴重な有難豚ハムを頂き

さっそく焼いて食べました

有難豚 ハム  

とても、マイルド美味しかった

違う調理法も試してみたい

俺が接した豚たちの仲間が、ここにあって

それは、やはり、頂けることに『感謝』から成り立ち

それを育てて下さった作り手の手間ややさしさに『感謝』なのだ


 Facebook有難豚ページ
 → https://www.facebook.com/hopefulpig/


 

もしかしたら、そんな気持ちはふと

明日には忘れて、大手ファーストフードの豚ドンを

食す事になるかもしれない


けど、この事を知ってるのと知らないとでは

食の選び方は、フェアトレードと同じように

変わってくる事は間違いないと思う

或いは、時々頭に過る事は間違いないと思う


消費者が、誇大広告や外資から入った大量生産商品に消された

裏の生産の実態に蓋をしてきた内容をまた知る事で

選択肢は変わるはずだし

TPPの意味も理解するでしょう

 

牛一頭一頭に名前がついていて、

その一頭のオーナーになって、食されるまで面倒を見ていく

という大量生産大量消費劣悪環境な家畜とは真逆の

まさに「生きた動物」との付き合い

責任もって食べるまでいくこと

そんなシステムに大いに共感した時間でした



◇あとがき

食については、個人的にずっと興味があったのです

ドキュメンタリー映画

『いのちの食べ方』
『地球が食べられなくなる日』
『ありあまるごちそう』
『フード・インク』
『モンサントの不自然な食べもの』

こんな映画をずっと見てきたので、認識はさらに深まった
ファーストフードをほとんど食べなくなって久しい
20代は相当食べていたけどね

環境破壊も含め

色んな事がセットになって
本当に心配事が増える地球環境や食環境において


とても身近に、このような挑戦があって

胸熱くなる思いでした


ありがとうございました



※長々レポートを読んでいただきありがとうございました

















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