『PM10:50のいなげや』 とう名の短編脚本。ここにあり。
2015-04-09 Thu 01:58

今日、僕は目撃してしまった
POPでの講師を終え

    
POP 山縣有斗 

閉店間際のスーパーに寄った際の一部始終
ドラマ、眠ってるね!

これ、映像化してみますか?なんつって・・・
脚本化、決定!
で、脚本、完成!


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◆『PM10:50のいなげや』

◇登場人物
    男・・・32歳、会社員
    女・・・29歳、会社員
  山縣・・・38歳
  店員・・・年齢不詳

○時刻は夜10時50分 人の少ない、スーパーいなげや

   入口付近の野菜売り場を歩いてくる男と女
   男は女の前を歩き、女は野菜を見ながら歩く
   女は野菜について何かを言うも
   男は前をみて黙々と歩く

女「ね、だから、もやしがいると思うのよ」

   男、それを背中で聞きながら、野菜売り場の角を曲がる
   それを追いかけるように女も角を曲がる

女「え、ね、いるでしょ?」

男「え?」

女「え、何、聞いてた?」

男「え?」

女「え、何、なんで聞いてないの?」

   男、一瞬、何かにぶたれたような表情
   男は足を止めて、女と向き合う

男「え、何その言い方」

女「聞いてた?」

男「もやしだろ?いるなら持ってくればいいじゃん」

女「何でそんなつっかかんの?」

男「もやしいるなら、持ってくればいいじゃん、俺の許可いらいでしょ」

女「何でそんな言い方なん?」

   男、さらに顔が曇る

男「は?・・・聞いてた?とか言う方が嫌な言い方じゃない?」

女「!」

   女、愕然として、男を見つめ
   さっとお菓子売り場に消える

男「っつ・・・」

   男、お菓子売り場にさっそうと消える女を見送る
   ややあって、やっぱり追いける

男「・・・おい、何だよ」

   女、お菓子売り場の角を曲がり、惣菜売り場とパン売り場まで
   ささくさと歩いていく
   男、惣菜売り場前で女を捕まえる

女「私はケンカしたわけじゃないのよ、分かる?」

男「それは俺だってそうだよ、でも、あんな言い方したらさ」

女「だって聞いてなかったんでしょ?」

男「聞こえたけど、もやしいるの?」

女「だから軽く作ろうってことでしょ」

男「俺は惣菜を何か買えばと思ってたんだよ、疲れたじゃん今日」

女「さっと作れるじゃん」

男「じゃ、パンでいいや」

女「え、何で、パンなん。なんで投げやりなん。」

男「も~疲れてんだから、いちいちつっかかるなって」

女「そんな言い方するからでしょ?」

男「そっちが聞いてた?っとか嫌な言い方してくるからだろ?」

女「じゃ、何?パンがいいならパンにしたら」

男「はぁ、もういい」

   男、さっそうと手ぶらでレジを通り過ぎ出ていく

女「は?」

   男、出ていく

店員「ありがとうございました~」

女「意味わかんない」




   女、ゆっくりと様子を見ながら追いかけて出ていく

店員「ありがとうございました~」

   そして、山縣は惣菜が売り切れていたので
   前から気になっていた『源氏パイの練り込みチョコ』を購入した

   注)この物語は2割フィクションです
   普段はト書きに表情や気持ちみたいなのは一切書き入れません・・・

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最後まで読んでくれてありがとうございました

ほんとしょうもない会話劇だよね・・・

でも、こういうやり取りのシーン、好きなのよ

 









ちなみに、源氏パイの織り込みチョコ、満足でした

    
源氏パイ 織り込みチョコ 

珈琲と合うな~~~~。

好きだ。









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