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「英国王のスピーチ」舞台 鑑賞その後
2012-09-16 Sun 01:32

自己トレーニングで、かなりまた夏バテのような感覚に襲われてしまっています。

外でやるので、大粒の汗がただただもう酷くしたたり落ちて

2時間みっちり汗で顔が洗えてしまうような感じになってしまうよ

ちょっとメニューを変えてみて、身体の神経行きわたっていなかった部分の発見をしてしまった。

使えてない部分がたくさんあるもんだねぇ


それはさておき、これも感想遅くなりましたが

先日、舞台を鑑賞してきました。

東京公演は終わって、、、今は大阪で公演の真っ最中です。

英国王のスピーチ 

英国王のスピーチ

演出 鈴木裕美

東山紀之 安田成美 近藤芳正 などなどそうそうたる出演者

場所:世田谷パブリックシアター

上演台本 倉持裕

原作 デヴィッド・サイドラー

と他、あらゆる面で豪華なスタッフでした。


映画版も既に観ていたので、舞台となるとまたどうなるのか非常に興味がありました。

第80回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、世界各国80部門も受賞した

映画が舞台になるっていう。

話をきくと、もともと舞台脚本が先にあって、その脚本を持ち込んだところ

あれよあれよと映画が先に創られたと聴きました。

なので、舞台こそが本家本元という事になる。


舞台演出、素晴らしかったぁ

額縁みたくあるカーテンが既に豪華ですが、ステージは至ってシンプル!

机や椅子などが、置いてあるだけ

照明もまた素敵な演出と合わせて、室内の雰囲気、場所のイメージを出してました。

そして、主演のジョージ6世役の東山紀之さん、舞台で初めて見ましたが

印象がまるで違っていて、でも気品があって、繊細な役がとても見事でした。

そして、言語聴覚士ライオネル・ローグ役に近藤芳正さん存在感ばりばりでぶつかっていく

特に終盤の2人の掛け合いは、熱くて舞台ならではの緊迫した空気が凄かった

台詞が相手に刺さるのが分かる

俺は、3階席のど真ん中から観てたけど、3階席まで届きました。

上演台本、日本語版で日本に合わせてると思いますが、

診察している時の、軽快なやり取りの台詞が関係をしっかりと伝えるうえに

面白くて、素晴らしかった。

上演台本が倉持裕さんと書いてあって、それを知った時からもう期待していました。

シェイクスピアのハムレットの台詞もちょこちょこ出てくるので

知的なやり取り、ウィットに富んだ台詞がたまらんかった。


あと、演出で凄いなぁって思ったのは

音響!これが、すべて劇中の効果音がパーカッションのLIVE演奏だったっていう

最初まったく気が付かなかったけど

徐々に後ろの方が照らされていって、最終的にパーカッションを叩いてる女性が見えてくるっていう

しかも、たった一人でやっているっていう。

ドラムの音、どおりで響いてたわけだって、最終的に腑に落ちる感覚


どれもこれも、クオリティが高くて感動しました。

チケットこそ高いですが、必見の価値がありました。

できれば、1階席の真ん中から観てみたいですが・・・


終演後、近藤さんにごあいさつをさせて頂きました。

演出している姿をちょっと前に観たばかりだったので、やはり俳優に切り替わっている時の雰囲気は

湯気が立ち上っているような感覚でした。

俺も興奮で無駄に湯気が立っていたかもですが、手ぶらで失礼しました。

ステージでぶつかりたいものです。


いい演劇を久しぶりに堪能しまいた。







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