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開く 回路 ほわん
2015-08-13 Thu 23:39



2時間、みっちり

俳優としてのトレーニングをしてきた


ここ数ヶ月、気に入った岩があって

広い公園の中だけど

その岩はストーンヘンジみたいに

ボコボコッて、円を描くように置かれてて



そのひとつが、妙に背中にフィットするわけ


心体を動かしながら

仰向けに寝そべって

大きく体を伸ばす

   
ほわん 岩の上 









夜だから、とても、空の黒のような青が綺麗で

しばらく、ぼーっとした


ぼーっと


★がチラホラ、仰向けの状態で目に入る

視点はいつもの逆

目の前は

空、空、空



目を閉じた



どのくらい、そうしたか分からないが

ちょっと

変な境地に達しそうだった




ほわ~~とした世界へ

脳内がほわほわしてる感じで

瞑想のような感覚が

ほわ~~と



東京離れたいけど、こんな場所もあるから

柔らかい感情回路を、ふわっと広げておくことができるんだね



お盆で、東京を離れる人が多いかなぁ

皆さん、気をつけて帰省を
 

明日は、戦後70年の談話が安倍首相から発表されます

彼や彼らが柔らかい感情回路を開いて歴史を見てくれることを望みます



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絶歌 元少年Aのこと
2015-08-13 Thu 12:58


『絶歌』

元少年A

      
ぜっか 


読んでしまった

それ以前にも、被害者ご家族の書かれた著書
少年Aの母親が書いた著書
施設全記録

を、事件以降、実は読んできていました

興味から、です
あまりにおぞましかった出来事

ただし、それは、誰にでも潜む潜在的な闇が
生み出すものと
思い知りながら


何度か戯曲に盛り込もうと
紆余曲折しながら
脚本に行き着かず
他の人が題材にしたものを観ては、嘆いていました
安易過ぎるって
今もって、俺は、まだ表現に盛り込めない


本人が語るには、いいタイミングなどない
被害者の気持ちを察すると

と想いにはかられます


本当の当時の事を
彼が、言葉の装飾をまといながら、でも事件の核心を得ず
伝えてる感じがありました

記憶は、若干美化されたような
でも、そう想っていたのだから、そうなのだろうが

今もって、行動の核を
本人が避けているような内容です
「それは言わない」って事かな

前半の性癖
気持ちいいものではない、読んでいて、きついがな
でも、そこへ至るモノは
本人からだけではたどり着けない心理があって

彼は自分が突然変異である特異性で解決しようしているのが
実は、何の解決にも導かない絶歌なのである、と想う



後半部分、社会に出てから
その無知さゆえの、感受性が、自分に共感が起きた
社会性が特にない狭い世界で生きていくと
世界があまりに、妙な常識だらけに気がつく
それでも、労働の対価を得ることの感覚だったりするものが
生きるうえでとても大切なのだと、理解しうるし

それを描写する、元少年Aは
ようやく、言葉を飾ることをやめた、文章になっているよう


自分を偽ざるを得ないが
自分を偽ることは
普通に社会に生きてる人にとって、誰でも、厳しい仮面

結局、多くの人が「ホントの自分はこうじゃない」という事を思いながら
集まって、経済をアホみたいに市場主義任せて動かすわけで

どのみち、また病に冒される社会がずっとあって
元少年Aでなくとも、きついぜ

うつになる人が、むしろ「本当に感じたら当たり前」な状態だと
気がつかせてもくれる

小さな社会や目の前の世界が、どれほど遠くの世界で
自分とはあまり関係がないか、
と思えるかどうかで
痛みをスルーすることができるかどうかで
生きやすさが決まってきてるような気がしてしまう

その方が本当は非人間的で
それがまたモンスターを生み、違う「うつ」を生むのにね


このジレンマは
社会を改悪ことするが、改善はさせる力はないと思われる
「無関心、無痛」
が生む、いや~な流れだ


しかし、何も解決もしていなければ
何も生かそうとしていない
事件や被害を忘れないため
興味があることは大事だが
世の中に、どう生かせばいいんだろうね


絶句


ひとつの資料として、俺は読みました




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白糸の滝、静岡、俺
2015-08-04 Tue 00:02


今年は、どうしてこうして

静岡、に縁があるんだね


どうしてだろうね


あ、そうか、ここも静岡

あ、そうだ、そこも静岡

ああ、そっか、あの人も静岡だもんね

みたいな


て、偶然的に、必然的に、そうなってるのかなぁ

不思議だ


交わらないものは

ずっと交わらないのに

バタフライエフェクトのように

何かが起こって

何かが交わって

そこに立つのかな

交わらない理由を見つけるのは簡単だが

なんか、あ、こうなった

って、あるよね

それが大事だよね

何か河が流れていくように



白糸の滝と 山縣有斗3


これまで、通過することはあっても

立ち止まることはなかったのにね




富士宮市で、RYU-GALLERYに隣接する、RYU-Cafe

滞在最終日は、祝日でお店がお休みだったので

カフェを独り占めして

脚本の直しを午前中たっぷりした


   
RYUカフェ 山縣有斗2 

このカフェがまた、ええんだわ

アートだし

サイズがちょうど良いし

色があるし


ウッディだしね

  RYUカフェ 山縣有斗

『Persona Train』のReReCreateの初稿を

この静岡で直してるってまた面白いよね

流れ的に、たまたま時間がなくて

そうしたが、そうなったわけで

意義深い




そう言えば、その前日

白糸の滝、を、富士宮市で独り見てきた

ぼーっと、滝を40分近く

しぶきを浴びながら

眺めていて

何か思いを巡らしてみようと思っていたが

頭が何も考えられず

ただ、ただ、ただ、ぼーっとなって

ぼーっと滝を見つめて

光を見つめて

奥行きを追いかけて

透き通るのを感じて

時間が、止まった・・・

    
白糸の滝と 山縣有斗 


でも、悟りなど開けなかった

答えなど、見つからなかった


    
白糸の滝と 山縣有斗2 


水は透き通っているのに

あまりにも、俺の中の何かが見えないので

心中が見えないので




もう、わさびソフトクリームを食ってやったさ




考えるな、考えたら、時間は止まってしまう

感じろ、感じろ、と脳に命じたら、その時点で考えてしまう

だから、何も考えず

何も感じずに、ただ、たたずんで思ったのは



ソフトクリームがうめぇってこと

で、やっぱ誰か隣にいた方が、もっとうめぇってことかな






38歳、若干修行中のような顔した男が

わさびソフトクリームを嘗め回す姿は

きっと、夏に相応しい絵になっていただろうな
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