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たそがれ、横浜
2015-04-30 Thu 13:46


結婚式

後輩俳優であり友人の式


一気に大人の階段を上っていったなぁ~と

ふと関心してしまう



何がおいくら万円で

どうなって

どんな選択肢があって、とか

色々と話を聞いたりしたけど


おめでたい、からという事で

随分、無茶な価格設定が、存在していてる事に驚く


低価格で貧相な基準をみせ、レベルアップ価格設定へ導き

仕組まれた

おめでたい罠料金が存在していて

少々驚く、足元をすくわれる現実



写真撮影の価格とクオリティ

カメラマンはプロは入れないで下さい

という感じとか

選べる写真も少ないし

※だから以前、友人の結婚式は、キャメラマンの福山さんにお願いし
撮影してもらったりした経緯もある


冠婚葬祭とは、そういうものとしてあるんだろうけど

     結婚式 山縣有斗 2015
      ※と言いながら、楽しんでる俺がいる





そんな仕組まれたシステムに

疑問を投げかけ

幸せ蜜を吸われ尽くさんとする商売を

感じたりもする


そして披露宴は2時間ぽっきり!

さぁ、さよなら~と。

居酒屋の飲み放題と同じじゃじゃいか!

歓談時間は短く

進行はザクザク進む、生放送的な勢い

舞台でも、カーテンコール後に

主演俳優と主演女優と話したいように

会話、する時間って、もっとあるといいよね


 

が・・・


でも、花嫁や親御さんたちの

嬉しそうな顔をみるにつけ

「ああ、いいなぁ」

って、なっちゃうんだよ



やっぱ、いいんだよね~

笑顔とは、何にも代えがたい

花が開く瞬間だ





     
結婚式 えええ


幸せとは・・・瞬間である



その瞬間が多ければ多いほど、きっと幸せだと思うんだが

その瞬間が結婚式や披露宴には随所にあって

素敵な時間がやっぱりあるんだよね




だから、いいよね


ガーデンパーティ的な外の開放感も良かった



そして、プライスレス的に

絵を一枚、お祝いで描きおろして

プレゼントしてまいりましたよん

※詳しくはFacebook『絵本とイラストと絵と』のページでね

    
プレゼント 山縣有斗作 




幸せな瞬間をいっぱい集めてくださいと

願いを込めて



   

横浜の山手の空間は素敵だね

何を隠そう、隠してもないが

俺も大好きなデートコースだからね

 

そして、高校生の修学旅行で初めて来た

横浜の山下公園で

今年最初の海を見ました


いいね~

この潮の香りが、ふわ~っと懐かしい記憶などを

呼び覚ます

     
たそがれ 山縣有斗 2015

あの修学旅行から20年経過して

また、この場所に立ってる感じ

※ナルシストみたいだなぁ


あの時は、卒業して東京に行くなんて

たいして思ってもいなかったんだよね

    
たそがれ 山下公園の海 





しかし、決意してから上京して

香港映画の撮影で、

パスポートがなくて役がもらえず

エキストラで参加した場所

それが、この山下公園だった

    
たそがれ 山下公園 





色んな思いが交差する


流れるまま

また、ひとり、来てしまった


俺は、ナンなんだろうか

何をやってんだろうか


成すがままに、来てるが

どこへ向かうのか


Let it be・・・







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ペットボト~ら、そんなにかなぁって、今さら書く。
2015-04-23 Thu 02:52

例えばさ

水筒ひとつ、持ち歩く習慣

それができる人が、おれは好き



難しいことじゃないのにね

簡単(ペットボトル)が目立って

難しくみせてしまった

 
そんな事ってあるよね

 

俺らは、ほんと、いつからこんなに

ペットボトル族になったんだろう

本当に必要な時のために

或いはもっと必要としているひとたちのために

持っていけないのかな

ゆっくり使いながら

再利用したい



それは市場主義じゃない、誰も儲からない、バカやろう、理想野郎

正義ふりかざし野郎って言われそうだな

正義じゃねぇよ

違和感だよ、感じる。


そのうち昔は水道水は飲めた時代があったのにね~なんて子ども言って

ええ信じられない!

って時代も来るんかなぁ



そりゃ使用するときゃあるけどさ

隣の人にだけでも、その思いを伝えれたなぁと思うわけさ



どう考えても作り過ぎだろう

資源独占して、水を占有して

売れる場所に、じゃんじゃん売るって構図

あたかも必要だ、ってくらいに

宣伝しまくって、ここ20年くらいで怒涛の浸透具合


たくさん開発して

お茶も作ってさ

防腐剤ぶっこんでだよ


資源で水の取り合いが既に企業で始まっている

真水はどんどん貴重になる

泥水を飲まないといけない土地もあり、

水で亡くなる人もいる

プラスチッチや石油使用品などで、浄化機能を失っていくガンジス川もある



もっと大変な人へ

次の世代へ

残しておきたいよなぁ



小学生の頃

俺はすげぇ田舎だからさ

お茶を買うっていう習慣に違和感があり

なおかつ、高校の時、俺は初めてサッカーの遠征の途中に

寄ったコンビニで、ペットボトルの水が並んでいるのを観て

『水が売っている!』という衝撃が走った

※(注)20年くらい前になるよ


ましてや、おにぎりを売っているが

一個100円もする!

っていう衝撃があったんだ


今考えると恥ずかしい・・・



おにぎりは、誰かがにぎって

金銭からまず、もらうものだと思っていた

山下清か!!

っていう

弁当とかに入ってるしさ



それは農家だったからかなぁ



俺は特別だった???


そんな事ねぇだろうよ




そんなわけでね、2009年から俺は

サーモスの水筒を使用するようになり

早6年目に入ってるわけです


      
2010年 サーモスと山縣有斗1

いろいろなところに連れてってやってます

思えば、いつも側にいてくれたさ

 
アテプリの頃のサーモス 


見かけは歳を重ねて

塗装がぼろぼろに禿げて、いや、剥げてきてるけどね



まだまだいくぜ


断捨離すれば、必要ないものたくさん発見するだろうし

でも、大事なものが見えるのかね

大事にしたいよなぁ


     
山縣有斗とサーモス 


そんな事を、いちいち言ってみよう

理想だけど出来ないよね~ってことより

理想だけど出来ないときあるよね~ってことに

その程度からがちょうどいい



いちいち、うるせぇか?

おれ。

そんな事を午前3時に更新する・・・。
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ARTに出会う、HeARTが潤う。
2015-04-16 Thu 22:26


タガが外れたように、何かを求めている

何か・・・

う~~ん、愛だな


つって



ART観賞に突っ走っている!

◆三菱一号館美術館
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展に続いて

    
三菱一号館美術館 山縣有斗 2 

◆世田谷美術館
東宝スタジオ展 映画=創造の現場

    
世田谷美術館 東宝スタジオ展 

◆ベルギー王立美術館公認解説者 森耕治さんのゴッホ講演
『パリからオーヴェールへ。太陽が燃え尽きる時』

     
森耕治さんのゴッホ講演 

◆国立新美術館
マグリット展

    
マグリット 山縣有斗 

他小説もバシバシ読んでいる


小説も、ノンフィクションばっかり時代を追っていたし
きつい現実や現状、政界のこと
厳しい中、理不尽に潰されそうになっている人々
日本に歴史、世界情勢
日本とアメリカの関係

見ていて、読んで、苦しくなる事ばかりだった
ここ数ヶ月の勉強や理解は

ペースを落としながらも、しかしちゃんと掴みつつ


想像力を動かしたい

心の花に水をあげましょう

という事なんだろうか


歴史や現実が辛いものばかりではないが

見えなくされていた
或いは興味の対象からマスコミから外されていた問題や風景や人々は
遠い世界の話ではなく
現在進行形で目の前にあって

それを知ったうえで


このARTたちが

自分にさらに大きな意味を成してくる


    

両方あってこそ
ハートを豊かにしてくれる


妖怪ウォッチの事や
ピカチュウのキャラや
アイドルの歌詞や名前ほど

植物の名前や
鳥の名前を言えない人が多いんじゃないだろうか

一方だけでは
心の水は足りないのでは??


ツイッターや
フェイスブックの簡単な言葉は読むけど

長い文章はもう読むの面倒なのでは??


一方だけでは
心の水は足りないのでは??


う~~ん

愛も一方通行だけでは足りないようにさ(笑)



ベルギー王立美術館にマグリット美術館が2009年にOPENしたそうだが

その美術館の日本人、森耕治さんの講演をたまたま知って

行く機会があったのもまた流れに身を任す気分で楽しかった

     
森耕治先生 山縣有斗

美術の講演など初体験でしたが、興味深かった

起きたこと、飛び込んでみたこと、それに流れていってみるっていう

その森耕治さんは、マグリットの本も出していたりと

ゴッホの講演に行ったのに

マグリットが頭にひっかかった

行けたら行こうって感覚が

いや、『行こう』という決意にも変わる



それもまた、読んでる小説に少し繋がったり

なんだか面白いよ


東宝スタジオ展なんて

ご縁あってご招待券があったからこそ、向かった行動力

   
ゴジラと山縣有斗 

黒澤明監督の絵もあったり、携わったスタッフたちとの手紙とか

ゴジラ制作の熱意とか

面白いのは、映画美術の人たちは画家をもともと志していたり

映画美術を創作しながらも

自分の絵でスタジオを記録したり、油絵描いて個展をしていたり

多様性があるっていうか

アーティストたちの集まりなんだっていう感動があった!

戦後、日本人が感じた危機感や憤り

新しい視点、熱意

いろんなものがそこには混在していました

混在さが・・・

自分とも被るさ

そして、美術館のまわりは砧公園、深い溜息がでる美しい景色があった

    
桜の絨毯 砧公演 


ミュージカルのプロットをしっかりと完成させないとだし

水族館展に展示する作品を描かないといけないとだし

また別の脚本創作するし





心のずっと奥のほうに水をやり続けます








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『PM10:50のいなげや』 とう名の短編脚本。ここにあり。
2015-04-09 Thu 01:58

今日、僕は目撃してしまった
POPでの講師を終え

    
POP 山縣有斗 

閉店間際のスーパーに寄った際の一部始終
ドラマ、眠ってるね!

これ、映像化してみますか?なんつって・・・
脚本化、決定!
で、脚本、完成!


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◆『PM10:50のいなげや』

◇登場人物
    男・・・32歳、会社員
    女・・・29歳、会社員
  山縣・・・38歳
  店員・・・年齢不詳

○時刻は夜10時50分 人の少ない、スーパーいなげや

   入口付近の野菜売り場を歩いてくる男と女
   男は女の前を歩き、女は野菜を見ながら歩く
   女は野菜について何かを言うも
   男は前をみて黙々と歩く

女「ね、だから、もやしがいると思うのよ」

   男、それを背中で聞きながら、野菜売り場の角を曲がる
   それを追いかけるように女も角を曲がる

女「え、ね、いるでしょ?」

男「え?」

女「え、何、聞いてた?」

男「え?」

女「え、何、なんで聞いてないの?」

   男、一瞬、何かにぶたれたような表情
   男は足を止めて、女と向き合う

男「え、何その言い方」

女「聞いてた?」

男「もやしだろ?いるなら持ってくればいいじゃん」

女「何でそんなつっかかんの?」

男「もやしいるなら、持ってくればいいじゃん、俺の許可いらいでしょ」

女「何でそんな言い方なん?」

   男、さらに顔が曇る

男「は?・・・聞いてた?とか言う方が嫌な言い方じゃない?」

女「!」

   女、愕然として、男を見つめ
   さっとお菓子売り場に消える

男「っつ・・・」

   男、お菓子売り場にさっそうと消える女を見送る
   ややあって、やっぱり追いける

男「・・・おい、何だよ」

   女、お菓子売り場の角を曲がり、惣菜売り場とパン売り場まで
   ささくさと歩いていく
   男、惣菜売り場前で女を捕まえる

女「私はケンカしたわけじゃないのよ、分かる?」

男「それは俺だってそうだよ、でも、あんな言い方したらさ」

女「だって聞いてなかったんでしょ?」

男「聞こえたけど、もやしいるの?」

女「だから軽く作ろうってことでしょ」

男「俺は惣菜を何か買えばと思ってたんだよ、疲れたじゃん今日」

女「さっと作れるじゃん」

男「じゃ、パンでいいや」

女「え、何で、パンなん。なんで投げやりなん。」

男「も~疲れてんだから、いちいちつっかかるなって」

女「そんな言い方するからでしょ?」

男「そっちが聞いてた?っとか嫌な言い方してくるからだろ?」

女「じゃ、何?パンがいいならパンにしたら」

男「はぁ、もういい」

   男、さっそうと手ぶらでレジを通り過ぎ出ていく

女「は?」

   男、出ていく

店員「ありがとうございました~」

女「意味わかんない」




   女、ゆっくりと様子を見ながら追いかけて出ていく

店員「ありがとうございました~」

   そして、山縣は惣菜が売り切れていたので
   前から気になっていた『源氏パイの練り込みチョコ』を購入した

   注)この物語は2割フィクションです
   普段はト書きに表情や気持ちみたいなのは一切書き入れません・・・

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最後まで読んでくれてありがとうございました

ほんとしょうもない会話劇だよね・・・

でも、こういうやり取りのシーン、好きなのよ

 









ちなみに、源氏パイの織り込みチョコ、満足でした

    
源氏パイ 織り込みチョコ 

珈琲と合うな~~~~。

好きだ。









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桜と芸術の 『美』
2015-04-05 Sun 01:38


桜、今年も堪能している

毎年、ありがとう

桜だけじゃないけどね、ありがとう


   
柔らかい桜 山縣有斗 


白いのやら

薄いピンクやら

濃いピンクやら



今年は近所の桜と

隅田川にも顔を出してきました


    
スカイツリーと桜 山縣有斗 


いやぁ、深呼吸が気持ちいいね


桜を堪能し

誰が写真撮ったって美しいじゃないか!

と思っていたけど

割とうまく撮れないもんだね


    
月夜の桜 山縣有斗 


目に映る、その感覚が一番美しい


これ、間違いない

     
揺れる夜桜 山縣有斗 



写真家や画家は、その目に映る感覚を

ごっそり作品に詰め込む


『美』

だねぇ


日本に居てよかったなぁ~なんて

妙な気持ちになる




ワシントン・ナショナル・ギャラリー展へ

三菱一号館美術館へ

     
三菱一号館美術館 山縣有斗 






この建物自体、大好きだし

何度も足を運んでるが

      
三菱一号館美術館 いい 





印象派と言われた画家たちの目に映った『美』は

筆感に預けていて

時に、同じ視点から見てるような

そんな感覚に陥る絵もあり

そこに在った、居た、感じた、その当時が確かに存在している


ブーダンの作品

ああ、この人がブーダンか、ってやっと認識するに至りました

ブルジョワな生活がそこにあったのを感じる

彼の目線を通して、当時を思う

かと思えば、ロートレックの作品が、生きるのが精一杯な過酷な

そんな人間描写を感じて

別の角度の当時を思う

ゴーギャンの自画像なんて、人に贈ったものだが

青い目に宿る、自意識

それを受け取ってしまう

「我々はどこへ行くのか・・・」あの大作に行き着く前の姿

    ゴーギャン 再会 2015年 山縣有斗

ルノワールの描いた女性の美しさ

彼が観たように、俺もまたうっとりとしてしまう


輪郭線を限りなく消して描く技法は

印象というよりも

幻想だ


この女性が生きていたんだよなぁ~って感慨深くもなる



美しいもんをいっぱい観た

なんと、癒されることだろう

芸術の肥やしになるね



こんな時間がどれもかけがえのない時間

素敵なワクワク感

素敵なドキドキ感


     
三菱一号館美術館 見下ろす 


個展と舞台とこの3ヶ月、駆け抜けて

改めて

自然と芸術『美』の力を知る



いい湯だぁなぁ、あははん、くらい気持ちいい

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