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坂東三津五郎さん の背中
2015-02-24 Tue 01:04


坂東三津五郎さんの訃報

心からお悔やみ申し上げます



以前、舞台のお手伝いをした際に
坂東三津五郎さんを目の当たりにしました




    
坂東さん 






ダンダンブエノ双六公演
『砂利』
脚本:本谷有希子
出演:坂東三津五郎、田中美里、片桐はいり、酒井敏也、山西惇、近藤芳正

http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=1600


2007年だったんだ
そんなに前になるとは思っていなかった・・・

数日、ちょっとお手伝いをさせて頂いただけだけど
俺、たいして何もしていないのに
身内の打ち上げにまで参加して
飛び込んで行ったのを覚えています

歌舞伎の俳優さんが
この小劇場に飛び込んで来ている事に興奮を覚えながら
チケットの扱い方も、番頭さんがいてちょっと違う事も
驚きながら、いちいち見ていました


本番数時間前
舞台上、セットの中に、ひとり坂東三津五郎さんが入って
準備していたのを覚えています

あの時、たまたまだったのか

柔軟しながら、舞台を歩きまわり

黙々と何かを反芻しながらいたと思います

本番の直前まで
ずっといたのを思い出します


準備に時間をしっかりかける姿に
素敵な先輩の背中を見れたこと
本当に良かったと思っています


さすがに話かけることは躊躇して
挨拶程度で終わりましたが



ついぞ
一緒に何かするに至ることもなく
また、先輩が旅立たれて行かれました・・・


遠く感じていた歌舞伎俳優さんが
小劇場の目の前にいる不思議さ

しかし
勝手に距離をつくっていたのは俺だったのだ

そう思いました。





近藤芳正さんは本当、いろいろな方とのコラボや共演を
チャレンジをされていて
この舞台もまた、そうでした

そして
この舞台、とても素敵な作品でした
そして、DVDでレンタルになっていて近所のゲオにありましたので
今一度見てみたいと思っています





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Mr. THE BLUE HEARTS まいっちんぐだぜ
2015-02-23 Mon 00:42

Mr. THE BLUE HEARTS 様

今もまぶしいわ

     
Mr. THE BLUE HEARTS  






30周年記念で3枚組のアルバムがレンタルにあって
ついつい手に取ってしまった
が最後
借りてしまった

全部、持っている曲だが
特典でTRIBUTE ALBIMがあり
たまらなく聴きたくなった

なんと、八代亜紀さんが『悲しいうわさ』をカバーしてる
もはやブルーハーツじゃない
八代亜紀さんのこぶしの入った演歌になっている
凄い

アン・リーさんがカバーした『手紙』は
まるで洋楽をカバーしかのような
ブルーハーツのピュアな部分が露呈されているような
透明感が溢れて出していて
感動


そして、原曲も確認していく
気がつけば1時間
THE BLUE HEARTSの熱いお湯に浸かっていた・・・


すべての手を止めて



歌詞カードとにらめっこして
思い出と
今とが
あや取りのように交差して、絡み合っていく感覚に陥って

俺、1時間
部屋で、何か歌いっぱなし
そして、色褪せない曲とメロディにやられっぱなし



昨年、一昨年、朗読演劇『Persona Train』の舞台直前には

必ず、劇場でTHE BLUE HEARTSの曲を音響にかけてもらい

俺は紛れもなく14才に戻り

心を躍らせていた


まわりに家もなく
空と木々しかない場所で
静まりかえった田舎の俺の部屋で
想像できる範囲内で
THE BLUE HEARTSの曲の歌詞と向き合ったあの頃

あの頃以上に
歌詞の意味は襲い掛かってくるのです


38歳の今も
心は奪われたまま・・・


何度も何度も聴いてるのにね


ってかね
ファーストシングルなんて、自主制作って書いてあるんだぜ
名曲の『チェリノブイリ』も自主制作のシングルだぜ
すげぇなぁ

どぶねずみ には写真には写らない美しさがあるって

モノゴトの本質を見る
見かけで判断しないってことに

何度も立ち返らせてくれるじゃないか



ああ 震えるぜ




◆終わらない歌 (歌詞:一部抜粋)

世の中に冷たくされて ひとりぼっちで泣いた夜
もうダメだと思うことは 今まで何ででもあった

真実(ほんと)の瞬間はいつも 死ぬほど怖いものだから
逃げ出したいことは 今まで何度でもあった


◆NONONO (歌詞:一部抜粋)

どこかの爆弾より
目の前のあたなの方が

ふるえるほど 大事件さ
僕にとっては

原子爆弾 打ち込まれても
これにはかなわない

NONONO・・・
笑い飛ばせばいいさ


戦闘機が 買えるくらいの
はした金ならいらない


◆青空 (歌詞:一部抜粋)

生まれたところや 皮膚や 目の色で
いったい この僕の何が分かるというのだろう

運転手さん そのバスに ぼくも乗っけてくれないか
行き先ならどこでもいい

こんなはずじゃなかっただろ
歴史が僕を問い詰める
まぶしいほど 青い空の真下で
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ヴァレンタインデー は また別のDAYにもなった
2015-02-17 Tue 01:05


ヴァレンタインデー、何だか今年は

いい感じでした

たくさんの方に頂けたことに感謝

個展も影響したと思いますが・・・



それとは別に

この2月14日は

2年前より、祖母の命日になりました



今年は3回忌という事だったけど

2月8日かな?

個展と被ってしまった



でも、多分、そんな祖母の見えない力が働いていたと

思ってもいます


昨年は、もうひとりの祖母も旅立ちましたし


どんどんどんどん

時代は回るね



婆ちゃん

何度も同じことを思い出すけどね


オセロ、将棋、ババ抜き、神経衰弱

人生ゲーム、億万長者ゲーム

大富豪

どれも、婆ちゃんを負かして俺は小学校時代に腕を

磨かせてもらったよ


ルールは俺が教えて

そして、俺が勝つ、という法則


今考えると

婆ちゃん、負けてくれてたんだよね、きっと


多分、俺、全勝してるからね



 
実家です 山縣有斗 作


ことごとく勝って

ほめられ

自信をつけて

小学校で、将棋やオセロ、勝負してたからね


でもね、学校だと俺より将棋が強い奴もいたからさ


やっぱ

婆ちゃんは勝たせてくれてたんだよね



末っ子の俺はね

婆ちゃんと小さい頃は、よく遊んだんだよね



負けること、勝たせてあげること

ちょっとずつ覚えてきました


今頃です


負けること

勝たせてあげること


それって

強いよね



分かってきましたよ


ありがとう





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俳優から足を洗った 昔の仲間  ※長文
2015-02-15 Sun 13:33


東京で最初に立ち上げた劇団
演人全開

その立ち上げ当初からの仲間の俳優がひとり

1月末で俳優をやめました

と一報、連絡があった

    演人全開 仲間たち

一瞬、どう返信していいのか戸惑う

時間が流れ、翌日に返信はした



辞めて、よかったと思うよ

というのが正直な気持ち


仲間が舞台から消えるのは寂しいけどね

彼が40代半ばとなって

その選択をしたのは、なんとなく、ほっとするところがあった



2009年以来会ってない気がするが

その後、どうだったか

売れる、売れない

仕事をもらう、もわらない

食える、食えない

そのことで当時、頭を抱えていたように感じた

その後、気になっていた



このご時勢に、我々俳優にどのくらいの価値があるのか

価値は人が決めるもの

評価となる

その評価が、『優良』のしるしとなり

仕事に繋がるからだ

その仕事も事務所の力関係やお金の動きに左右されるだろうし

俳優と仕事の間を繋ぐマネージャーたちは

必死で戦っている


かっこつけた業界の一部の人たちや

俳優を売る人たちは

「お前らは商品だ」

と言い切る



聞こえはかっこいいけどね

なんか説得力ある風に聴こえるけどね



俺は、そんな商品になる気など

さらさらないことに

ある時気がついてしまった

自分を磨くことと商品化することは違うんだよね

商品って「心」がないって感じしない?

売れるか売れないか、こちら次第なんだ、と言われてるよね

そうなんだよね

まさにその通り、割とあなたがた次第ですね

って事



商品は需要に合わせて売り出すよね

俳優は、需要に合わせてやる、事が当然になってるかもだけど


脚本や演出家の要求に合わせて

作品のために

変化していくんだ


そして、演出家や監督、P、広告代理店、スポンサー

いろいろとありますが

人の「心」を扱うことを無視してはできないとう事

商品には「心」がないが

人に「心」がある

その「心」を曝け出しながら、心体を稼動させる人は

人に非ず 俳優 なのである


それを知ったうえで

相互理解がある現場が望ましいよね



ごめんさい、こんな理想のような

理論のような

ことを言っても



最前線で生きる人たちには

理解を得られないかもですが・・・

分かってるけど

とか、「山縣、お前のいい訳だ」と言われる可能性も大

自分の力の無さを棚に上げて

とか、全然認めるよ、俺には力はねぇよって



有名人が言えば説得力あるって?

有名人たちは

商品化されて 仕事を失うから

吠える事ができない 可能性高いよね



だから

無名の俺が

言えばいいんだ

それは社会的なことだってね

※だって仕事ないからね(笑)

 

そんな人の評価はどうだっていい

『なぜ、それをやるのか』

それを問いながら

『なぜ、その作品を選んだのか』

それを問いながら

生きながら


『あ、もういいや』


って、なったら、もういいんだよね

違う表現の先があるかもだし

家族を金銭的に支える為の道もあるし


俺だって

『あ、もういいや』

って、タバコみたいに思えたときがあったら

さっと辞めるでしょう


上記、すべて、ただの個人的な見解です(生意気にも)




自分という商品について

頭を抱えながら

でも、何をしていいのか分からずもがいている

そんな姿を見るのは、俺は辛い

そういう人は、養成所でお金を吸い取られてしまうでしょう



そういう時、立ち止まって

なぜ、俳優なんだろう、って問い直せば

きっと、執着はしなくなると思うんだ

それは時間がかかるかも知れないけどね



SPAC(静岡県舞台芸術センター)芸術総監督の
宮城聡さんの記事にこんなのがあった

僕が演劇を始めた頃から
今オーディションに来る若い大学生くらいまで、
演劇の世界に入ってくる人は
世の中にうまくフィットできず
なんとか世界と自分の間に橋を架けたいという思いを抱いている
それは変わってない
世界の中で居場所が見つけられない人が
演劇なら場所があるかもしれない、と。
(ハムレットもそういう人ではないでしょうか)


ああ・・・と頷かずにはいられない

居場所が別の場所に見つかれば

喜んで手放せばいいんだよね


俺は、彼に、別の居場所があったのだと思って

ほっとしています

勝手ながら・・・


お疲れ様でした




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『E.Miserables~え・ミゼラブル~』 ご来場ありがとうございました
2015-02-12 Thu 11:28


Facebookでは、絵について色々報告していますが
ブログでも再度記載します

 

山縣有斗個展Vol.4 『E.Miserables~え・ミゼラブル~』

無事に祝福を受け、終了致しました
ご来場の皆様
応援して下さった皆様
原画やポストカードをご購入の皆様
手伝ってくれた皆様

ありがとうございました

2日間で
60名様近く、ご来場いただきました。

ポストカードは昨年の個展での9種類に加え
先着限定の1枚(未販売)と新たに11枚を加え
合計20種類販売をしました

   
『E.Miserables~え・ミゼラブル~』山縣有斗 ポストカード 




多くの方にご購入頂けました
舞台とは違い
その後も、どこかで生き続けてくれる作品である事が感じられます



 
昨年11月思い立って
2月に照準を絞り
じわじわと準備をしてきました

絵本『めぐりのおと』も2015Ver.として
見開きで読めるように
絵と文章とを分け改編し
新ページを2枚追加し
文章も修正し
サンプル(未販売)としてご用意致しました

そして、忘れかけていた2011年に創作した絵本
『サンタクロース~三択豚~』
もご覧頂けるようご用意して


いろいろな方が、新鮮に、且つじっくりと
読んで頂けたのが印象に残ります
狭いギャラリーではありましたが

    
『E.Miserables~え・ミゼラブル~』山縣有斗 風景

お客様の在廊時間が意外と1時間越えすることも多く
絵本を読み込み
そして、絵の原画も観て
説明文も解釈して頂きながら

時に、珈琲を飲みながら

絵との時間を過ごして下さったことに感謝です

    『E.Miserables~え・ミゼラブル~』山縣有斗 4

舞台だと、お子様連れで来れない場合も多く
しばらく、会えていなかった
友人たちにもたくさん再会できる機会になりました

      
『E.Miserables~え・ミゼラブル~』山縣有斗 3 




なんという素敵なことか!

また新しい出会いもあったり
山縣の絵という側面を始めて観て頂けたり
絵にさらに興味を持って頂けたり

    
『E.Miserables~え・ミゼラブル~』山縣有斗 1

2011年から、ピエールを知ってくれてる方は
ピエールの成長を喜び

原画を初めて目の当たりにする方は
細かいところまで観て
笑って、楽しそうな声が聴こえてくるたびに

こちらも、心が躍ってしまうし

じっくりと絵を対峙しているところを観ると

こちらも、息を潜めてしまうし

     
『E.Miserables~え・ミゼラブル~』山縣有斗 2 





新しい刺激に溢れていた
画像よりも原画
それこそが、LIVEですよね

本当にそう思いました

    
『E.Miserables~え・ミゼラブル~』山縣有斗 7 





そろそろ、3月の舞台も稽古が
詰まってきていますので
またちょっと絵が描けないかもですが

描いた際は
その時々の心情を帯びながら
提示させて頂きますので


これからも、よろしくお願いします




2015年2月12日

Arito



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E.Miserables~え・ミゼラブル~ 山縣の個展 いよいよ明日から!
2015-02-06 Fri 13:52

┏━━━━━━━━━━━━━┓

   山縣有斗個展Vol.4 
E.Miserables~え・ミゼラブル~

┗━━━━━━━━━━━━━┛


いよいよ明日2月7日、初日!

そして、明後日8日、最終日!


   
エミゼ オモテ 山縣有斗  エミゼ ウラ 山縣有斗 






たった2日間の個展ですが
狭くとも、素敵なギャラリーでお待ちしています

山縣は2日間、がつっと在廊しております

お時間ございましたら
お誘い合わせのうえ(もちろん、お一人様でも)
ご来場いただけたらと思っています



*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒**⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

時間:2月7日 12~19時
    2月8日 11~18時


★場所:ギャラリー二軒目
JR高円寺駅より徒歩1分!(近かっ!!)
→http://www.2-kenme.com/アクセス/


全41作品! 一挙公開

★ポストカード全20種類販売決定!


■原画、ポストカード販売します
(注)一部非売品・個人蔵作品がございます

 購入された絵は、後日郵送でお届け致します
 作品金額+郵送費1000円となります
 どうぞ、よろしくお願いします

*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒**⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*


今回は

絵本『めぐりのおと♪』2015年Ver.簡易版を

ご用意しました

2011年に描いた48枚からなる絵本
絵を2枚足しました
文章も修正しました
是非、お手に拡げて、ピエールの発祥の地を
確認頂けたらと思います

2015年の修正版

2015年バージョン めぐりのおと 

        2015年版 めぐりのおと その2 





2011年製作し、2013年サンプル版で作ったのはこちら
 ※絵の中に直接文字を入れ込んだタイプです

          2011年当時 めぐりのおと 

 




そして、スピンオフで描かれた
毎月1枚ずつ描かれた
季節に合わせたピエールをご覧頂けたら
感慨深いかもです


WEBでは公開していない
5月のピエール
3月の舞台公演のチラシ画『Interview with KA』
全貌が展示で明らかになります


そして、隠れた名作???
同じく2011年に創作した絵本『サンタクロース~三択豚~』
原画初公開
これは、舞台の中で使用した絵本です

  三択豚 山縣有斗

これから搬入ですが
素敵な空間をご用意します

絵を見るだけでも
或いは
絵を飾ってみようとか
アーティストを支えてみようとか
動機は何であれ

購入の検討も頂けたら幸いです


ポストカードはお手ごろ価格です


どうぞ、よろしくお願いします






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2人のご冥福を・・・  
2015-02-01 Sun 12:59


湯川さんと後藤さんのご冥福をお祈りいたします



交渉
できなかったのかね
しなかったのか、出来なかったのか
したけどだめだったのか


自己責任、と問われ
著名人が言葉を発していますが

危険な地帯に行ったこと
それは何か衝動があったのだと思います
『ダメだよ危険』
の看板を越えて行ったら自己責任?
死んだら負け?
あるいは自殺しろ?

自分はその覚悟がある、と言いたげな
誇り高き言葉は
ただの滅びの美学ではないか

いや、その場所に赴いている時点で
なんらかの覚悟はあったと思うのがあるが・・・
捕まった彼らが言いたいこと
伝えたいことが言えないのだから
著名人が自分のその主義だけ伝えて
2人を非難するのは、ナンだろうか
もちろん、表現の自由上、その意見は賛同しないが、なるほどと俺は聴こう。

それとは別に
拉致され、拘束され、殺されること
これそのものが当然問われることであり

「テロに屈しない」のバカの一つ覚えのように唱えることは
「テロに屈しない」=「交渉しない」
跳ね除けていることも、考える余地があるのではないかと思う

イスラムの方が言ったのは
「日本、日本人に対して」の言葉
戦争に加担する安倍首相の政策から
日本に置き換え、日本人へとなっていること

を聞き逃してはならないと思うんだ


そもそも、イスラム国を生んだ原因など
そういうところを除外して話をしては意味がない
アメリカのイラン・イラク戦争やアフガン戦争
色んなものが起因している
そこに正当化されるべき部分と
大儀なき戦争と
混在したまま、明るみになってきた米軍の行動
捕虜虐待、レイプもあり
子供も大人も自動爆撃機が殺害してきた


それが憎悪を生んでいるし
そこに協力している日本のお金もあるし
それでも自衛隊は武器を持たない救援隊として
復興のインフラの整備に当たり
人道支援する日本として
やはり貢献してきたわけで


そして、日本が起こしたその後の行動は
アメリカに倣え~、の行動で
秘密保護法をしたうえで、憲法解釈を変えての集団的自衛権があり
武器輸出を可能にした方案があるわけだ

このたび、フランスのシァルリーエブドの事件があったタイミングで

イスラエルのガザ無差別攻撃や迫害が
世の中に問題を投げかけている中


軍産複合体の企業トップを引き連れて
イスラエルに行って
テロと戦うことを首相は宣言したんだ
それを、のちのち人道支援ですと言い換えたところで、だ
もはや誤魔化せないだろ
テロと戦う為の支援に行ったんだよ、総理!

ジャーナリストが殺された事
の事実のウラにある歴史

それこそ、ちゃんと問い詰めていかねば
憎悪の連鎖中
憎悪の確変中
の中の氷山の一角で言うことこそ
さらに見えないようにしてしまうモノの事が多いんじゃないのか

さぁ、じゃ、日本の軍備を強化しなければ!
テロに屈せず戦う準備を!
他の国と連携して取っていかなければ
ということは沖縄軍事基地は必須じゃないか
辺野古移設変更なし
と、いろんな事が
今の政権が求めていることに繋がっていく感じがしてならない

集団的自衛権を容認し
武器輸出も可能にした「日本」という国を
敵とみなし

わざわざ遠いイスラム国周辺に出向いていきて
テロと戦う資金を持ってきましたと首相が言ったこと
しかも、国際的にも非難されているイスラエルとだよ

アメリカでさえ発言を今や躊躇している
イスラエルとですよ
 

自己責任ですかね・・・
ううん・・・


それこそ、その日本の態度に反しながら
何かを伝えようとした人がいて
人質になって初めて耳を傾けた内容だったと思うんだが
それ以前彼らが何を伝えようとしていたのか
以前から報道をし続けること
ジャーナリストの声に耳を傾けること
そういう事がちゃんと出来ていれば
違う応援や支援が生まれたかも知れない

さらなる憎悪を生む支援を日本は応援し
それによって自国の企業と米国軍産複合体が潤うシステムを
深く考えることなく
俺たちは容認していってしまう事が怖い
容認してないつもりでも
そこを問う事をしなければ
そうなってしまう

昨年の総選挙で
軍事バランスを強化した日本を
容認し、応援してしまったことになる

それは憎悪を買った人たちが
標的にしてしまう可能性ももっと上がるし
だから日本はさらに軍備強化をする
そして、アメリカというジャイアンの背中を押す
あるいは時に押されて前に立たされる
としてしまうと、この憎悪の連鎖はどんだけ引きずっていくんだ
という事にもなりかねない


人質救出にアメリカは
過去、たくさん失敗している
テロに屈しない
という事で
秘密裏に救出しようとランボーのような作戦で失敗している

原発を輸出する同盟国にもなるトルコが
イスラエルとの仲介役をできたかも知れない

フジモリ大統領ら多くが人質となり
在ペルー日本大使公邸占拠事件の時
橋本首相のもと
交渉を続けてやっていったではないか


日本政府に迷惑をかけたのではない
日本政府が2人の日本人に迷惑をかけたのだ

それを容認したままにしているのは
誰?

って事じゃないかな


と俺の声は、もちろん、かき消されるくらいの声ですが
これからの日本の態度を憂う


クリント・イーストウッドが言った言葉
最近ツイッターでも流れていたので
明記しておきたい

----------
祖国のために戦った若者たちは
戦友たちのために戦ったのだ

これがオモテのメッセージである
しかし言葉になっていないもうひとつのメッセージを探すとすれば
次のようなものであるかも知れない

戦争を美しく語るものを信頼するな
彼らは決まって戦場に行かなかったモノなのだから
---------

紛争地まで行って何をしようとして
何を伝えようとしていたのか
その声を、大事にしようではないか




















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