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アバウト・トーキング動画を覗いてみよう
2012-02-28 Tue 10:38
2月20日、新講座として始めた

アバウト・トーキング ~今夜、東京の片すみで~

公開録画のように、でもかな~りゆる~く力抜いた事をしておりました。

なので、なんだこのクオリティは!

などなど、交戦態勢でご覧頂かないようにお願いしますね・・・。



ぶら~り湯けむり編、ならぬ、ぶら~りBar恒城編、という感じです。

お題は「ヴァレンタインデーの想い出」という事でそれぞれ参加者にお話し頂きましたよ。

主旨説明がありますので、このオープニングを添付します。

参加者のそれぞれの楽しいお話しはリンクして出てくるかと思います。

或いは、こちらの山縣有斗ワークショップブログでご覧いただけます。

⇒ 
http://yamagataaritows.blog.fc2.com/blog-entry-50.html ←クリック、クリック

暖かくして、ご覧下さい。

改めまして、ご参加の皆様のお話し、そして素敵な姿勢に感謝致します。

そして、事象Aの成長をこれからもゆっくりと暖かく見守って頂けたらと思っています。

どうぞ、よろしくお願い致します。
 



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新しい展開を生んでいくかなぁ~~
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身体からさび
2012-02-27 Mon 23:58
イソジンでうがいをしようとしたら

イソジン用のコップを便器に落とした山縣です。

 
一瞬、時間が止まりました。

ああいう時って、人は黙って見てるしかないんだよね。。。

ユニットバスの宿命なのか。

便器と風呂と洗面所をセットにした西洋文化が憎いぞコノヤロウ!

 

というわけで、ワクショを昨日もやってきました。

    指導中なう

日中にワクショをやるのは非常に久しぶりで、日に当たってる環境で参加者に会うのも

ちょっと恥ずかしくもあったりしてね。

業界では番組編成がおこなわれている中、ワクショも参加者が入り代わり立ち代わり

変化が起こり始めているよ。

今回は、俺が以前、たいへんお世話になった中野昌弘監督のところで

現在勉強中の方が、

ネットで検索し、山縣ワクショまで辿りつき、参加してきました。

妙な繋がりにびっくりしました。

よろしくお伝えくださいと伝言を残したので、きっと

「山縣は連絡もよこさないじゃないか」

と怒られそうで、、、上京したての頃に戻ってしまいそうです。

 なんだろうね、これ 井原ミキ

それは、さておき

今回は、身体をしっかりと動かすこと、自分の身体を知ることに重点をおくことになりました。

やはり学生を終えて、社会に出ると運動不足というのはどうしてもつきものだね。

参加者の多くが、俳優を目指すも、あるいは現在俳優であっても

その身体への調律が非常に悪く感じてしまうのが、事実。

まぁ、俺もまたオンボロ楽器なんだけどね。

トランペットの中の錆を取り払って、空気を通し、バルブオイルを擦り込む

これと同じ作業を身体にもしていかないといけないわけだよね。


      これなんだろう、八埜優
 
少しは、みなさんさびは取れたかなぁ??

ワークショップの様子は下記からどうぞ~。

  ⇒ 
http://yamagataaritows.blog.fc2.com/



★★★★★★★★★★ 

次回含め、今後のワークショップスケジュールです。

3月9日(金)19時半~、31日(土)14時半~

4月6日(金)19時半~、28日(土)14時半~

※参加希望者は下記アドレスまでお申込みをお願いします。

  こちらまで ⇒ 
info8dori@gmail.com


              ★★★★★★★★★★★

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90ミニッツ
2012-02-25 Sat 19:01
三谷幸喜、作・演出でお届けするパルコプロデュースの公演

90ミニッツ

出演:西村雅彦、近藤芳正

 90ミニッツ

パルコ劇場で鑑賞してきました。

ちょうど一週間前になるけど、去年からもう二人芝を再びするという噂を聞いていて

絶対観たいとおもっていました。

なんせ、元祖「笑の大学」舞台のお二人なのだから・・・

と期待はかなりあがっていました。

去年12月に公演があってチケット予約しようとしたところ、売り切れになったと聞き

断念するも、2月には追加公演があるのでと、心待ちにしていました。

念願するほど観たいと思う舞台があって俺は幸せだね。

そして、実現しました。

 
今回は、笑はいっさいなし、という話しか聞いてなかったのでどんなものかと・・・

 
舞台に置かれていたのは机と椅子のセットと、対局に置かれたベンチ

たった、それだけ

 

いいねぇ、それだけで既に興奮をしてしまうよ

役者同志がぶつかるんだろなぁと

 

鑑賞

 

交通事故で死にかけている子の父親と医者の対決。

輸血をして手術をすれば助かるが、宗教上できない父親と説得する医者とのやり取り。

   ※公開している内容以上の事は言えませんので・・・
 
シンプルな構造に含まれる、現代の問題なども浮上させ

倫理をちょっと問うた作品でした。

  見上げるばかりではない

  
なるほど、そういう感じかぁと

賛否両論あるなぁと、でれも本当そうだし、否が多い場合もあるし、賛が多い場合もあるし

冒頭から、実は演技に若干違和感を覚えてしまって・・・

やばいなぁと思えてしまいました。

近藤芳正さんと西村雅彦さんが目指している演技の在り方が違っていて

うまく反応し合うのだろうかと、不安にさせるものがありました。

ところが、中盤から変化しました。

激情にぶつかり合う2人のシーンから、もう引き込まれてしまった。

笑いもなし、と聞いていたが、いくつか間にハマった笑いがあって

ついついふきだしてしまったし、さらに興味はわいていく

そして、ラストは、、、グレイゾーンじゃなく、黒寄りに終わった、という感じですね。


実話を題材にしてるそうで、何とも言えない現実があるなぁと

 

すぐになかなか感想はでずに、気になることもたくさんあったりして

演出家としての三谷さん、脚本家としての三谷さんの舞台を両方いっぺんに

初めて舞台で鑑賞できたのは、非常にいい体験でした。

 

全身全霊で役者も身体をフル稼働していて、熱くなりました。

心体フル稼働、と言えば、第三舞台のことも少し思い起こしました。

舞台は、生にかぎるね。

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濃霧の中
2012-02-23 Thu 22:44

濃霧が、、、凄い

公園でさ、トレーニングしたら景色が真っ白なわけだよ。

幻想的というか、うわ~って白い霧吹きを森にぶっかけたような

外灯がさ、また黄色い、たよりない光を放ってて

白と溶け合うみたいな

いいねぇ

いいよ、自然現象~、素敵だね。

実はスモッグだったとか、、、そんなん勘弁して欲しいけど

たぶん、雨上がりだから霧のはず。

でも、水は、雨は、放射能物質とかを地面に落としていくので・・・

本当は、、、危険な時にトレーニングしてしまったのかなぁと

我に返ると、ちょっと恐ろしくもある。

 

原発停止が随分進行したので、変化しつつある良さを感じますが

福島原発の現状は今・・・



公園が好きだし、外で身体動かしたり、声出したり、身体と心と向き合うのは

とても大切なことで、屋内よりもずっと好きなんだよね

 
花粉が降り注ごうが、杉の木の真下で杉の木に体重を預けて身体伸ばしたり

泥んこになろうが、土の上で大の字で柔軟したり

その方がずっと想像力は動くし

脳内は血液が駆け巡るよ

俺にとってはね

 考える人

とは言え、屋外でワークショップをするのは迷惑過ぎるから・・・

先週も当然、屋内でワークショップはしておりました。

毎回、このブログでも報告していますが

 KILL BILL っぽさ

写真みると、「ベストキット」の師匠と弟子みたいだよね?

何か俺が爺さんに見えてくる・・・

赤いカーディガンがなおさら爺さんのように見せてくれてるのかなぁ?

この関係だと、、、「KILL BILL」かな

基本はずっと基本として、基本をし続けること、やはりこれはどんなものでも同じなのかな

ピアノ演奏者も、そのアップにはかなりの時間をかける

調律にもかなりの時間を要する
 
フジコ・ヘミングさんも、アップだけで数時間使うそうですよ。
 

★★★★★★★★★★ 

次回含め、今後のワークショップスケジュールです。

2月26日(日)14時半~
3月9日(金)19時半~、31日(土)14時半~
4月6日(金)19時半~、28日(土)14時半~

※参加希望者は下記アドレスまでお申込みをお願いします。

  こちらまで ⇒ 
info8dori@gmail.com

              ★★★★★★★★★★★


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アバウト・トーキング IN 新宿ゴールデン街
2012-02-22 Wed 02:24
ワークショップからの新講座として、20日の夜、決行されました
 
 
アバウト・トーキング ~今夜、東京の片すみで~

IN 新宿ゴールデン街Bar恒城
 
 AT3

この講座というかイベントというか
 
ぶら~り新宿へ、というわけで
 
「話すこと」「伝えること」を重点においてのワクショです。

日常のコミュニケーションやお話しをさらに一歩踏み込んだものをしようという試み。
 
参加者には事前に知らせておいたお題に沿って、3分で話を用意してもらいました。
 
そして、MCの八埜優、TKの井原ミキのナビゲートの中
 
ひとりひとり3分間話をしてもらって
 
それを聴いたあと、いくつか山縣自身が演出をさせてもらうという
 
至極シンプル且つストレートなものです。
 
すべらない話じゃなく、全然すべってよくて
 
ごきげんようじゃなく、全然しっかりしてなくてよくて
 
そこはもう、お互いに「話すこと」「伝えること」へ集約していく
 
 AT2
新宿ゴールデン街Bar恒城のご協力のもと場所をお借りして
 
撮影をしながら、公開録画よろしく進行していきました。
 
 
お題は、「ヴァレンタインデーの想い出」っていう
 
 
いやぁ、みなさん、持ってましたね~
 
それぞれのヴァレンタインデーで持っているネタが様々
 
男女間の違いもまた、随所にみられたり

ほっこりとしたエピソードがあったり

コブシをあげてしまいそうなストーリーがあったりと
 
喜怒哀楽が、そこかしこにありました。

   AT4 

意外としっかりと3分という枠を使用していてそれもびっくり!
 
新しい出会いもあり、初対面の方も恥ずかしい想いでを出してきてくれました。
 
いやぁ、ドキドキだよ、マジで。
 
青春、再び、あの頃の甘酸っぱさ、再び、ほろ苦さ、再び

 AT5
 
詳しい事はこれ以上、言えないなぁ~
 
後日、その様子はYOUTUBEなどでお伝えすることがあるかと思います。
 
ゆる~りとした感じの講座ですので
 
俺自身、調子に乗りながら楽しんでいきました。
 
   

 AT1
  
たまには、こういうのもいいね!
 
参加者の皆様、ありがとうございました。
 
次回、出会うなら、さらに一歩踏み込みあいましょう~ 
 
 
 ◆ ◆ ◆

詳細な案内などはこちらから~
山縣有斗ワークショップオフィシャルサイト

http://yamagataaritows.blog.fc2.com/

              ◆ ◆ ◆


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キツツキと雨
2012-02-16 Thu 23:03
月曜だったかな
 
鑑賞してきました。
 
映画「キツツキと雨」 

   キツツキと雨
 
監督・脚本:沖田修一
 
主演:役所広司、小栗旬

無骨なキコリと気弱な映画監督のちょっといい出会い・・・
 
というキャッチコピーの宣伝のように
 
いい出会いの映画だった。
 
 
いやぁ、満足満足
 
邦画を映画館で観ることがほとんどないんだけど、何と「ヒミズ」に続いて今年さっそく2作目
 
映画の宣伝をみて、ちょっと面白そうだなぁって思っていて
 
さっそく実現した鑑賞
 
役所さん、ほんと素晴らしい・・・につきる。
 
無骨だけど、全身全霊で出ちゃってる演技だったし、気負いはないし、ゾンビにもなるし
 
いいなぁ、ほんと素敵な俳優さんだ
 
 
話としては、役所さんが住んでる田舎に、ゾンビを映画を撮影に来たクルーたちがいて
 
その映画の監督が小栗旬さんっていう
 
その監督自身、ゾンビ映画に自信が持てなくて、撮影の決定も自分で判断できず
 
逃げ出したいくらいの状況下、役所さんとの出会いによって作品は完成に向かうっていう
 
至極シンプルな流れ
 
     いいシーンだね  

でも、その中には笑顔にさせるシーンがふんだんにあった。
 
そもそもこの沖田監督、長回しをこの映画で多様していて、

その演出がしっかりと映画を息のあるものにしている

だから、役者が本当に動いてる心情をちゃんと撮ってる
 
最初っから、実は飛ばしていて、もう役所さんの生の反応がほんっといい!
 

映画を作る、という事の人間関係やら
 
精神的な部分やら、支える人たちやら
 
これの映画はモノづくりをする俺にとって、とても感情的になるシーンがいくつもあり
 
幸せな映画だった
 
涙もしっかりと流れてきました。。。

感情移入もすんなり起こり、、、、
 
 
そうそう、役所さんが自分がゾンビのエキストラで出演している撮影のラッシュを観るシーンが
 
あるんだけど、この時の役所さんの表情たるやもう内面が放出してんのよ
 
でね、そのシーンってさ
 
俺も自分が出演したドラマを初めてテレビで観たときとかの内情を想わせてもくれて
 
ああ、、あの頃ってそうだったなぁって
 
というより、俺が幸せであることを感じさせてくれた映画だった
 
  
 
時々、シーンの繋ぎが粗かったりもして、雑な感じ、音楽との違和感もあったけど

 
既に、俺の中では「ヒミズ」を越えて、「キツツキと雨」が暖かく刺さっている。
 
対照的な映画だったなぁと
 
暖かい雨は、気持も温かくなるね
 
 
というわけで、是非、映画館に足を運んでみて下さい!!

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ワクショ節分
2012-02-06 Mon 01:08
雨ニモマケズ、豆ニモマケズ、鬼ニモマケズ

節分ワークショップを開催しておりました。

もちろん、恵方巻きは北北西を向いてくらいついてからのワクショでした。

 
福が来ますように・・・


   この動きなんでしょう
  
やることは当然反復なんだけど

そうすれば、福は来るんじゃないかと思っています。

その反復してきたことを、どうやって現場で生かすのか

という事が当然大前提であって

そこに繋がることであるを分かって理解していかないといけないし

実感が伴わないと積み重ならない

   また違う視点を用意

ドラゴンボールの悟空とクリリンが最初に亀仙人のもとで修行したとき

背中に重い亀の甲羅を背負わされていたのを覚えていますか???

2人はその甲羅の意味が分からず、ただただ夢中に修行をしていく

そして、天下一武闘会出発前に「甲羅を取っていいぞ」と亀仙人から許可がでる

甲羅を取った悟空とクリリンは、あまりの身体の軽さに凄いジャンプをして見せる
 
これこそが修行だったのだと理解する

 

演劇ワクショはそういうわけにはいかないってことだね

それは、目的を知っていて分かっていた方が遥かに伸び率が早いし

実感してこその伸びであるからだ

目的を分かったうえで、ただ、ただ、結果を期待せずにやり続けること

それが大事だと思っています。

 
伸びる人は伸び始めているし、日常の変化を感じます。

それが垣間見れるという事は、演出としてはやりがいを感じるので楽しみです。

次回は、Sクラスだね

さてさて、どんどんやっていこう。

    もうすぐさようならタバコ 脱タバコへ向けて

◇◆◇◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇

今月から新講座開設です。

アバウト・トーキング ~今夜、東京の片すみで~

2月20日 新宿にて開催

「話すこと」「伝えること」の参加型イベント講座「アバウト・トーキング」。
場所は都内を転々ブラブラしながら行いたいと思います。
 
参加型イベント講座ですので、全員が参加者です。

記念すべき一回目は、2月20日(月)19時半から22時まで。

参加希望者はこちらからお申込みを!

お問い合わせ・申し込み: 
info8dori@gmail.com

ワクショHP: 
http://yamagataaritows.blog.fc2.com/



※ゆっくりと「話すこと」について、演出していく企画です。
ただの飲み会や宴会ではなく、また熱い演技論などを話す環境ではありません。
あ講座となりますので、よろしくお願いします。

◇◆◇◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇

 
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ヒミズ 
2012-02-06 Mon 00:36
鑑賞してきまいた。

ヴェネチア国際映画祭 最優秀新人俳優賞W受賞(染谷将太、二階堂ふみ)

監督・脚本 園子温

「ヒミズ」
 
          ヒミズ
 
世界を騒がせた作品として、興味を持って鑑賞してきました。
 
 
いやはや、、、凄い強烈なゴツゴツ感
 
よかった。
 

※以下ネタバレもあり注意・・・

原作はラストまでは読んでなかったけどつまむ程度に読んでいたので
 
漫画と同じシーンはフラッシュバックしました。
 
しかし、読んでいたのは随分前のこと。
 
他に予備知識なしで観たので、まさか震災とリンクしているとは
 
まさか、その映像があるとは
 
まさか、その中に俳優が立っているとは
 
最初から、不快な思いをもって、嫌な音をたくさん聴きながら観ました。
 
非常に不快にさせる映像が続きますが
 
言葉も刺してきますが
 
ラストで、それは変化する力を持っている
 
非常に「力」を持った作品となった。
 
  希望かぁ

 
賞を狙った感ももちろんありますが、製作期間中に震災が起こり
 
脚本を書きなおしての撮影
 
「価値観を変えざるを得いのよ」という台詞もあるように
 
監督自身にその視点があって、その監督の想いが出ていたように思う
 
明が闇に勝った、という
 
そんな感覚です。
 
この闇が強くて、強くて、正直吐きそうですが
 
天災な家庭環境が2人の主役にあり、明が闇に勝つというのが実に熱い
 

主役2人の演技は素晴らしかった
 
ガチだったね、ほんと、光石研さんも素晴らしかった
 
あの台詞を本気で喜んで言える人なんてなかなかいないだろう・・・
 
まぁ胸痛いね、凄いね
 
「シンドラーのリスト」でレイフ・ファインズが最高の冷徹なナチを演じた時
 
「人を虫けらと思うことはどういう事なのか、どういう状況なのか、自分の中で探し、考えました。」
 
というコメントがあったが、光石さんもしんどい・・・だったろうなぁ
 
また、監督がその機微をしっかりと捉えるカメラポジションだったり
 
凄く狙っていて、テンポ命のドラマや映画にはない最高の瞬間が幾度も観れる
 
それを求めている監督がやっぱすごいと思う
 
欲しい「生」がある

踏み込む勇気ある俳優と、飛び込ませる環境を用意した監督と、それをとらえたカメラと
 
支えたスタッフと、この作品に重要性を感じていた一体感があると思う
 
スターにゃ要求できない場合もあるであろうなぁと
 
 
必見ありな映画でした。
 
いやぁ、いいもん観たね。
 
鑑賞後はしばらくうなりっぱなしでした。


 
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| AritoArt3 (旧役者ノートブック) |