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真央ちゃん
2010-02-27 Sat 01:05

お疲れ様。

今日は、出先で真央ちゃんを見ることとなりました。

 

その役にたっとのが、ワン背具!

こう書くと犬の背中の道具みたいだけど

ワンセグね。

一服してると、隣の人がワンセグでちょうどキム・ヨナの演技を観てました。

おおお!って、いきなり最高得点の情報が耳に入り

絶妙なタイミングで、俺は小さい画面で真央ちゃんを観ることができた。

 

そんな俺って、なんか運がいい。

たまたま、のタイミングで、たまたまワンセグに出会ってっていう。

知らない人のワンセグを真正面から勝手に覗き

一喜一憂をしてしまった。

スポーツは人を結ぶね。

 

トリプルアクセルが決まった時!

おお!って声に出てしまった。

若さがひとつ注目を集めてるけども、ともに素晴らしい演技だった。

フィギュアって、綺麗だよなぁ~って改めて思ったわ。

特に女子フィギュアがいいね。

うん。

そして、ワンセグの映像ってこんなに綺麗なんだなぁって関心した。

凄いね。

 

今回の注目度もかなり凄いけど

楽しみな時代が到来だ。

そして、伊藤みどりさん全盛期の体型と偉い違うことも

時代を感じるなぁ。

 

ニュースは、真央ちゃんが演技したあと

子供たちが影響されて踊ったり、スケートしてたりするシーンを流す。

ああ、こうやって憧れて何かを人は始めたりするんだなぁって思った。

 

そう、憧れ

子供の頃の憧れがちょっとした行動を勢いづけて

走り出す。

走り続けた者が、その先の何かを見つける。

途中に別の何かを見つけて、別の道を行く人もいるだろうし。

全く違う何かに憧れを見つける人もいるだろう。

 

俺も、ハリウッドの映画俳優に心を奪われ、憧れまくったたぐい。

 

それが、今も心の中を支配してる部分がある。

不思議なモンだね。

ワールドカップサッカーを始めて観た小学校の頃。

マラドーナの凄さに感動。

西ドイツのフェイスマンの甘いマスクとサッカーに感動。

そして、自宅でバレーボールを蹴る俺。

みたいな。

影響されまくったしね。

だから、高校でサッカーをやるっていう夢を持っていたし。

でも、プロになるとか全く考えてもなかったけどね。

 

ハリウッド映画の主役たちはなぜか勉強できない。

勉強できず落第生やアウトローが多かった。

その影響で俺は子供心に思った

「勉強できない方がかっこいいんだ」

何を隠そう、その影響で、めっきり勉強しなかったのだ!

 

そんな小学生は中学校に進学した時に苦労しました・・・。

まぁ、憧れの対象を失敗するとこうなるね。

 

とにかく、人にパワーを結果的に与えてしまう人って素敵だね。

銀とか金とか銅とか、悔しい想いとか、あるだろうけど

その時々、全て素敵だと思います。

ありがとう!

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春の風
2010-02-25 Thu 03:32

今日、暖かく気持ちいいなぁって思っていたら

花粉症が発症しました。

遂にスタートを切った・・・

今年も始まっちゃった。

とりあえず、目がかゆい。

特に左目がかゆい。

かいたら気持ちいいから、発症当初はかくようにしてる。

 

既にマスク対応してる人が多数!

既に注射打ったって人もきいた。

 

去年はわりと大丈夫だった気がするので

今年もそんな酷くならない!

と信じて、花粉と戦おうと思います。

演劇でバトルするより先に、花粉とバトルします。

いや、むしろ共存して行く道を探ります。

 

花粉症になっているのに、花粉症と認めない人が多いよね

明らかに花粉症の症状なのに、違う!と言い張る。

バカヤロウめ!

なぜだ?なぜ認めないんだ?

自然に負けることが、不自然だと思っているのか?

弱いと思うのか?

違うぜ。

環境破壊によって、杉花粉は土に埋もれなくなってしまったのよ

それは我々人間のせいさ。

行き場を失った花粉たち。

本来フィルターとなるはずの森の木々たちが消えた。

だから、自然が仕返しをしてるのさ。

俺は、先代の人間が犯した過ちを、そして現在も犯し続けてる過ちを

全身で受け止めているに過ぎないんだぜ。

全身で受け止めているに杉ないんだぜ。

おすぎとピーコだぜ。

 

受け止める器があるから真っ向勝負してるんだぜ。

花粉症を受け入れ認めること

それは、人の過ちを認めること

そうこうことだ!

だから、認めちゃえよ

認めちぇえば楽になるよ

 

そして、太陽に向かっておもいっきりクシャミをした時

本当に気持ちいいしね!

アスファルトの上で行き場を失った花粉たちを

一呼吸で体内に取り込みクシャミで花粉たちを森まで返す!

そんな役割も担ってるんだぜ

だから、みんなでクシャミをしよう!

いくぞ~~~!!

認めたら楽になるのにね(症状は楽にならないよ)

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自己トレーニング♯6
2010-02-24 Wed 00:44

気がつきゃ、もう2月も終わり。

本番まであと1ヶ月近くだなぁって思ってたら

2月って、ちょっと短いやないか!

もう、ちょうど1ヶ月くらい。

ああ・・・脚本を速く完成させにゃならん!

 

でも、そんな焦りとは裏腹に自己トレ

今日は、脚本の素(もと)となるものをもって稽古場へ。

それを使って、暴れてきました。

 

今回は二重に大変な稽古になりそうな予感がビシビシと

今日伝わってきました。

来週からいよいよ本番に向けての稽古開始となるしね。

    自己トレ

タイトルは 『GIFT FICTION』 に決定です。

ぎふとふぃくしょん

何か、タランティーノの何かを思い出すタイトルですが

いっさい関係ございません!

また、パルコ劇場で以前あった『パルコ・フィクション』とも

いっさい関係ございません!

ただ、それらの何かが俺の心に影響を及ぼしているのなら

なにかしら関係ある可能性はあります!

 

そう言えば、第一回演劇グランプリ!東京シアターゲートで

優勝した作品タイトルは 『アンタッチャブラ!』

これはブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』とは

全く関係なかったっていうね。

英語と和製英語と合体したタイトルだし

でも、映画をもじってはいるけど

好きな映画をもじるタイトルは結構好きでやめられない。

アテプリ!第1回目の公演は

『レザボア・キャッツ』だったしね・・・

これは某タランティーノの映画とは全く関係ありませんが

『レザボア・ドッグス』というタイトルの意味においては作品に影響してたけど

 

あっ、第4回公演の『マイハマ・バイス』ももじってたね・・・。

『マイアミ・バイス』としっかり掛けてたわ。

 

遊び心。

ただ、これがどんな時も俺の中にあるから、そうなっちゃうんだなぁ。

遊び心。

これがないとダメなんだよなぁ。

遊び心。

大切だと思っている。

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チョコのなせる技
2010-02-23 Tue 02:19

今日、救急車が止まっていて

かなり慌しい雰囲気をかもし出してる場所がありました。

俺はたまたまチャリで通り過ぎたんだけど

はっとした。

なんと担架が出てきたのは・・・

歯科医院だった!

歯科医院の扉がザクッと開き、担架に乗せられた大人の男

担架のまま救急車に運び込まれているではないか!

 

おいおいおい。。。

歯医者でいったい何が!

いったいあの密室で何が起こってしまったんだ!?

 

想像①

親知らずを抜こうとしたが、あまりの頑固さに抜けず

歯医者がノミとハンマーを取り出し親知らずを砕こうとした・・・が失敗した。

 

想像②

歯医者嫌いな男が、緊張のあまり名前を呼ばれて立ち上がった瞬間

貧血を起こし倒れて床で頭をぶつけた

 

想像③

歯科助手の女の子の胸が顔にあたってクラッとした。

 

想像④

歯医者さんが、花粉症で手術中にくしゃみが出てドリルで男の顔に穴を空けた。

 

想像⑤

歯医者さんと歯科助手の女の子の不倫関係が発覚し、それで歯医者をゆすろうとした男の

顔面に医者が痛恨のパンチを食らわした。

 

想像⑥

自分の歯を全部抜いて麻雀パイを作ろうとして失敗して失神

 

想像⑦

記憶喪失の男が歯医者に連れていかれ、ドリルの音で一瞬にして過去を思い出した

 

想像⑧

男の歯が全部乳歯だったので恥ずかしさで自滅

 

想像⑨

風俗店と間違って入ってしまった外国人

 

まぁ、この中のどれかだと思います。

書き始めてたった3分の想像での想像①~⑨なのであんまり面白くないって言わないで下さい

ただのノリです。

まぁ歯は大事だよね、ってことで。

バレンタイン・デーに貰ったチョコを未だチョコチョコ食ってます。

 溶かす

これは、牛乳にチョコを入れて溶かし

ほっとチョコとしていただける優れもの!

      食う!

いやぁ、美味かったなぁ。

これってちょっとアメリカ的な発想な気がする。

これで虫歯にならんようにしないとね!

みんなも気をつけよう!

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発見、僕らの街
2010-02-22 Mon 00:55

執筆に頭を悩ます心の空洞は

水槽という狭き枠を泳ぐ魚のように

想像のその先になかなか辿り着かない。

 フィッシュ

と偉そうに作家らしく書いてみました。

う~ん、悩ましい。

 

今日は、高円寺の街

あの名曲喫茶「ルネッサンス」を越える喫茶店へ行ってみました。

こんなエデンの園が高円寺にまたあるなんて。

高円寺とはホント面白い街だね。

 

観て~~、魚が泳いでる。

魚 

生い茂るジャングルの中、顔を隠したり、ひょっこり出てきたり

机の目の前に水槽があったりする。

魚の森 

トトロの森くらい生い茂った水槽、さらに水槽の上まではみ出た樹木。

ちっちゃい宮崎駿さんが居そうだ。

 覗く

とっても素敵なのであんまり公表したくなくなっちゃうなぁ、この場所。

隠れスポットであって欲しいとやまない、これから沢山行ってしまいそう。

いや、言ってしまおう。

   R座読書館(あーるざどくしょかん)

図書館と銘打ってる通り、あんまりしゃべっちゃダメよ♪的な場所です。

静かに珈琲飲んだり、お魚観たり、本を読んだり

机で勉強したり、日記書いたり、携帯チェックしたり

そんな、ふと心休まる場所です。

ある意味、聖地だね。

 この中

 他の机

そこに訪れた人たちが、メモ帳に好きなコトを書き綴ってるんだけど

会社の仕事で疲れて、ここに来たらホッとします、とか

3日間、会社に泊り込みして、ようやく解放されてここに来ました、とか

今日で5回目、全部の席を制覇しています、次はどこにしようかな、とか

珈琲がおいしい、紅茶がおいしい、とか

夜に喫茶店に入ってる自分が不思議だけど落ち着く、とか

そんな言葉の数々が書かれてました。

あ~、分かるなぁって。

みんな現実逃避したいのだなぁ。

 こんな場所も

ちょっと赤毛のアン!みたいな感じの机や

星の王子様の絵本を置いた机など

机ごとにちょっと面白い構成があります。

 

珈琲カップや紅茶カップ、ソーサー、などなどこだわった代物で

それだけでも特別感を感じることが出来る。

ここを選んだあなたは特別ですよ、みたいな。

非現実的だけど、特別感を感じて、なおかつちょいリラックスできる。

現実逃避に向いてるかも知れないね。

 

そう、ここはそういう為の場所なんだ。

俺もしばし現実を忘れて、逃避、そして、浪漫飛行!

 読書

こんな長居できる場所・・・

きっとお客さんの回転率も悪いだろうに

でも、存在するっていうのが素敵なんだなぁ。

営利目的じゃないって感じ。

フランチャイズを望んじゃいない感じ?

世界中をマックにしたい、スタバにしたい、みたいな野望がない。

そんな腐った成功術など気にしてない。

そんな成功術で夢を見た人が実現した世界のグローバル化が

世界の夢をなくさせている、だからこういう店がほっとする。 

 えさをあげる

そういう部分もアウトローで好きだね。

分かる奴が分かってよ、みたいな。

まぁそんな挑戦的な感じじゃなく、マスターも凄い優しそうな顔で

全然アウトローじゃなくて、むしろ社会性抜群な対応です。

 

最後に

「とっても素敵な場所ですね、また来ます!」

って、ついついカッコよくキメ台詞を吐いて帰りました。

 koo

そんなキメ台詞を吐きたくなる場所です。

ここはみんなには内緒にしておこう。

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写真撮影 in 恵比寿
2010-02-21 Sun 02:53

天気は晴れ

空気は寒っ

時刻は朝8時半。

恵比寿で、今年最初の写真撮影!

アテプリ!が3人体制となって初となる撮影。

2010年最初のアテプリ!の姿を刻んで来ました。

※アテプリ!⇒ATTENTION,PLEASE!の略 山縣有斗が主宰する演劇ユニットです。

 

撮影して頂いたカメラマンは、もちろんこの方!

 福山圭介さん

アテプリ!2009年の軌跡を事細かに撮影して頂き

様々なシーンを撮影して頂きました。

マイハマ・バイス稽古場 2009年6月 「マイハマ・バイス」演出中

JUN AI CODE  2009年10月 「JUN AI CODE」アップ中

晴海ふ頭 2009年7月 晴海埠頭でたそがれ中

 

福山さんは、アーティストです。

 

カメラという道具を使用し、光と影と現像時による色の調整など

素敵な作品を多数創作しております。

ギャラリーに行った時のエピソードもこのブログで記載してますので確認を!

 ⇒ http://aritonight.blog65.fc2.com/blog-entry-558.html

お気に入り作品はこちら!

  福山さん作品

福山さんのほかの作品は、こちらのHPから確認できますので是非!

 http://www.flickr.com/photos/7268566@N05/

 

マジで、俺は好きなんですよ、福山さんの写真。

このブログのTOP写真も福山さん撮影です。

下は去年の神楽坂での写真。

    神楽坂

  

本日は、朝から恵比寿ガーデンプレイスに向かい撮影!の予定だったが

警備員がいち早く我々の雰囲気に気がつき「撮影許可ありますか?」

と挨拶がてら警告に来ました・・・。

なので、その周辺でゲリラ撮影してまいりました。

様々なポイントでシャッターを切る福山さん!

自然がある場所が一番好きかなぁってやっぱり想いました。

気持ちええもん。

ただ、寒かったけど。

衣装は春服を指定し、朝の5℃くらいの時間帯に薄着で勝負!

サブイボ全開、オリンピックでは国母も全開。

 寒いよ~ こんな感じで撮影

しかしねぇ、俺も33歳。

どうやらお肌の曲がり角が随分と近づいてますね。

近づいてるって事は、まだ曲がり角を曲がっていないという事ね。

ここ大事。

10代のような可愛いニキビがちょっとあったりしたりします。

とってもキュートな33歳になったと自負してます。

完成が楽しみだ。

もちろん、光でそんな部分は吹っ飛んで写っているはず!

ぶっちゃけねぇ、撮られるの好きなんだよなぁ俺。

おナルシストなのかなぁ。

タレ目のおっさんだけども。

まぁ自分好きやしね。

自分の感性を信じてるし、感覚も信じてるし。

だから、同じように自分の感性を磨いてる人が好きだぁ。

 

また是非、撮影して頂きたい。

福山さんのアートの一部分になれたら、嬉しいね。

コラボになればもっと嬉しいね。

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家庭料理的
2010-02-20 Sat 00:58

家庭料理・・・

なんだ、この甘い、魅惑の響きは・・・

永遠の憧れ

暖かさ

 

今日は、またもやアテプリ!VOL.5「JUN AI CODE」舞台映像編集

撮影し編集もしてくださってる高橋監督の自宅兼作業場へ

MACのPCの前で、最終的な提案とお願いをして

それに手際よく応えてくれる監督。

 

オープニングの部分だけで最終的な編集が1時間近くかかったり

ラスト部分で、PCが何度かフリーズしたり

気がつけば4時間近く

 

そんな中、監督の息子さん(ポケモンカレーが好き)が挨拶に来たり

奥様が珈琲とお菓子を持ってきてくれたり

その珈琲カップやお茶菓子の入れ物を観てると

俺は家庭にお邪魔してるんだなぁって、ふと気がつく。

そうなんだ、俺はパパの仲間でゲストなんだ。

っていう感覚。

息子さんにしてみれば、そんな風に写ってるだろうなぁ。

何度か作業場に息子さんが顔を出してくる、毎度だけど。

それはパパに構って欲しいっていう事なんだろうなぁ

それと異邦人の俺が気になるだんろうなぁ、なんて。

 

そして、晩御飯も御馳走になりました。

林御飯⇒ハヤシライス。

作業場にわざわざもってきてくれました。

 

大事なのはここから。

何と、そのハヤシライスの横に小さい器に・・・

サラダがあった。

 サラダ

ああ、サラダ。

この家庭的な心配りが、

凄く俺にとっては狼のように欲してることだったりする

自分で創るカレーライスなど、メインはカレーライス。

もちろん、他には何もない。

自宅で福神漬けなど用意したためしもない。

ただ、そこにカレーがあるだけ。

それ以上でもそれ以下でもないカレーという通常の俺の食卓。

 

このサラダがひとつあるだけで、何か野菜さ、いや優しさを感じる。

栄養バランス考えてね、っていうか。

お店に行けば当然のようにセットについてたりするけど

こうやって、さり気なく存在してるサラダこそが

きっと、何者にも代えがたい優しさなのかなぁ。

 

何を大げさな!!

って、人は言うかも知れない。

でも、家庭の中にお邪魔して、それを目の当たりにすると

そりゃ、もう~!

 

慣れてくると当たり前と感じたりするかもしれないけど

今の俺は、不慣れだから、貴重なコトだと感じて心にしっかり響く。

いいなぁ、監督。

いい奥さんがいてわんぱく小僧がいて。

基本的には、軽い挨拶しかしてないけど

こういうところで、奥様の大きさを知るんだよね。

 

だから

しっかりお代わりをして、食いました。

ほぼ編集は終わったので、もう完成だけど

次に行くときは手土産くらいもってくのが、こういう時って礼儀なのかなぁ。

一般家庭から、大きく離れて久しい。

そんな心配りがないからねぇ、俺。

ポケモンカレーでいいのかな?

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藤田まことさん追悼
2010-02-18 Thu 23:06

<藤田まことさん、死去>

ニュースで突然飛び込んできました。

どうか、安らかに逝ってください。

 

中村主永(なかむらもんど) 俺が藤田さんの存在を知ったのはこの名前でした。

子供の頃観た「必殺仕事人」の役名が中村主永。

普段時代劇を見ないくせに、「必殺仕事人」だけは見ていた。

兄貴が観ていたのか、カッコよかったから観ていたのか

それはもう分からないが

ドラマの中で、母と妻に尻にしかれながら、ひょうひょうとし

夜は、殺人をする。

小判を渡す瞬間に、このおっさん凄い!と感銘を受けていた。

 

この子供の頃、役名というのはどこか本名と思っていて

俺の中ではずっと中村主永さんだった。

いまどきの子供は、役者が役者だと知ってるんだろね?

時代劇なのに、俺はホンモノの人がいると思っていたるする純真無垢な子供でした。

だから、別のドラマで違う役を見ると心底驚いたもんだ。

 

藤田まことさんという芸名は、俺が青春を突き進む段階で知ったんだけど。

 

俺が俳優を志し、いつか共演する日がくればなぁってずっと思っていた。

そして、「はぐれ刑事 純情派」への出演依頼があったとき、

ああ、遂に来たぁと想いました。

中村主永さんだ!と嬉しく想いました。

テレ朝の「はみだし刑事 情熱系」には縁あったけど、同じテレ朝系でも

「はぐれ刑事」には全然縁がなかった。

それが、「はぐれ刑事 純情派 ファイナル」に出演が決まって

文字通り「ファイナル」って最後ってことで

シリーズの終わりに、ギリギリ参加できた喜びがありました。

しかも、藤田さんと絡める役でした。

大変、ありがたかった。

     はぐれ

いざ、ラーメン屋の店員役だったので、ホント台詞なんて少しで

ワンシーンなんだけど

現場に行って、ラーメン屋の中を自分が仕切るくらいのつもりで店員になり

自由に動き回り、準備をしてると藤田さんが入って来て

「おはようございます!」

と掛け声一発決めると

藤田さんは笑顔で「おはようございます」と返してくれた。

そしてスタッフさんが「店員役の山縣有斗さんです!」と紹介をその場ですると

藤田さんは「よろしくお願いします」

と丁寧に挨拶を返してくださった。

中村主永と違って、すっかり年を取っていらっしゃったが

ずっしりと重く優しい空気が出ていた。

アドリブでラーメンを注文するとき、勝手に俺が台詞を足したりして

楽しそうにそれを返してくれた。

その場でちょっと台詞が生まれたのも嬉しかった。

その後、ちょっとかんで爆笑してしましたが・・・。

結局、そのアドリブのカットは使用されず、違うテイクがオンエアされてたけど

役者同士の絡みがその瞬間生まれた感覚は記憶に残っている。

 台詞

俺との出会いも絡みも藤田さんの人生においては、ただのその一回こっきり。

覚えてなどいないでしょう。

でも、撮影も正味1時間程度で終了。

でも、その記憶は俺の中で確かに生きています。

俺の中で、この記憶を追悼とさせて頂きます。

 台本

2010/2/10

山縣有斗

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銀座で観劇
2010-02-18 Thu 01:57

駅を出ると、うわぁ~って輝いた座銀こと

銀座。

やっぱ華やかだなぁ、実に1年ぶりくらいに銀座に来たような

ビルがどんどん新しくなっていて、凄いね。

   銀座

今日は、銀座の『みゆき館劇場』へ招待を頂いて行ってきました。

その近くには、めざましマルシェがあって

ショーウィンドウでめざまし君をしっかり撮影。

  めざまし君

さすが、座銀。

めざまし君もきらびやか!

山口県名物も見ておきたいところ・・・

しかし、そんな時間はなく、劇場へ。

 

そしたら、そこの劇場の隣に

モンブランが日本一美味い店ってカフェがあった。

日本一だっけ?

銀座で一番だっけ?

そんな感じだったけど、確かに美味そうなんだわ、これが。

その写真を見ながら想像に徹して、それを嗜む時間もなく

劇場へ。

 

なんと、アテプリ!VOL.5『JUN AI CODE』舞監をしていただいた

川前さんが舞監をしていました。

さらには知り合いの役者で中山一朗さんが出演。

 

ギィ・フォワシィ・シアター+銀座みゆき館劇場

短編3本の上演。

「大笑い」「詩人の墓」「相寄る魂」

を上演。

ギィ・フォワシィさん知ってますか?

現代フランス演劇の巨匠さんで、作品数60を越える凄い人。

らしいです・・・。

最近知ったので、俺の知ってる情報は少ないけど。

 これね

①「大笑い」という作品。

一切お笑いなく、終わりました。

昔の外国映画を吹き替えで観てるような状態でした。

正直、これは・・・これ以上言えません。

演出が古いのか、俳優が新劇なのか。

 

②「相寄る魂」

この作品は、前もって内容は知ってたけど

これはこれで、面白い作品になっていました。

ベンチで他人同士の男女が話しをして、それで結婚する妄想を

お互いが息を合わせてしていく、ホワイトカラー人たちの金持ちになる夢。

最後はチャイムがなって

「昼休憩終わったね、さ、仕事仕事」と帰る2人。

っていう、ブルーカラーの人たちだったっていう。

 

③「詩人の墓」

これもなかなか、何も起こりはしないけど見れました。

知ってる方とは言え、色眼鏡抜きで

中山さんが一番素晴らしかったです。

ホントにその瞬間、楽しそうに生きていました。

それだけで、十分です。

作品そのものが日本人には伝わりにくい、、、というか

結局のところ「どーなん?何がしたいのん?」っていう作品っぽいので。

 

シンプルな舞台セットで、芝居とは別に自分で勝手な妄想を

いろいろしながら見ました。

フランスはフランスの政治背景や時代背景や景気の悪さやら

いろいろとあるので、それを知らないと割と意図が汲めないのでしょう。

だから、分からないところは追いかけないで勝手に妄想で埋めて

すすめるしかないね。

 

実はギィ・フォワシィ演劇コンクールってのが今度あって

彼の戯曲からひとつ選んで公演して賞金をもらおう!

みたいな企画があったんだけど

やらしい根性で参加してみよっかなぁなんて軽く軽く考えておりました。

でも・・・

そんなに燃えてこないので・・・その参加はやめました。

 

得るものはありましたが、燃えるものは今日の作品にはありませんでしたので

難しいなぁ。

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トレーニングデイ♯5
2010-02-17 Wed 00:20

雨と雪が混ざった凍るような中

突き刺さる冷たさ

チャリを恋で、いや、漕いで稽古場に向かった。

 

傘差し運転は禁止。

罰金5000円。

臆病になりながら、傘差し運転する人を横目に

俺は、敢えて濡れてやった。

その時点で、俺は燃えていたのだ。

 

家に帰るまでが遠足なら

家を出るときも遠足。

だから家を出た時は、既に稽古なのだ。

 

かっこいいこと言ってみました。

 

今日は、稽古場とって自主トレ。

着くや否や、90分間、みっちりとリラックス。

ただ、頭で考えないよう体をひたすら動かしながら

声を出しながら、起きるままにしてみる。

まるで、妖怪人間が生まれたばかりのような絵です。

    稽古の窓から

久しぶりの畳の部屋。

すぐに裸足になっちゃった。

ひんやりと気持ちいい畳が、妙に懐かしく感じられた。

ところどころ傷がある畳。

綺麗な畳よりも実は落ち着く。

縁取りにちょっとキラキラがあって、田舎を思い出す。

畳みのシミなどを見てると、田舎がフラッシュバックしてきたので

実家を隅々まで思い出して、その場を堪能しました。

 

何言ってるか、意味分からないよね?

うん。

役者ノートブックってタイトルだから、もう役者目線で勝手に

書くときは書いてやろうと思います。

 

仏様があって、神棚があって、畳があって、人形が置いてあって

先祖代々の写真が飾ってある実家の部屋。

それがふと頭に浮かび。

その詳細をしっかりと妄想して、その稽古場の部屋を

田舎の実家の部屋に変えてしまう。

じっくり30分くらいかけて、その部屋を見ていきました。

婆ちゃんがお経をあげてる。

畳みの匂いは、しっかりと記憶を刺激してる。

線香の香りが、ツンを鼻を刺してるかのように感じる。

 変態なのです

もはや、役者とは変態なのです!

匂い、色、模様、皺、シミ、そんな五感を刺激して様々なものから

想像力を刺激する。

それがホンモノと身体と心が感じるまで。

そうしてみる。

詳細を見ないと、本物って信じられないから

信じれるまで見る。

見るとは何もない空間に、そこに存在してるというのを見るという事。

もちろん、信じられないこともしょっちゅうだ。

でもそんなこと恐れない。

やるのみ、ただ、やるのみ。

変態だぁ。

病院行った方がいいよね。

そんな事してんだよ。。。実は。

 

だって、あるんだもん。

そこに、あるんだもん、しょうがない。

 ふぃ

そんなこんなで、あっけなく3時間半経過し、終了~~~!

 

帰るまでが稽古。

外に出ると、艶やかなアスファルトが雨の量を知らせる。

雪混じりの冷たい雨が、帰路の寒さを想像させる。

想像力に火がついているから

もう、凍える自分、頭が濡れて冷たい自分、手足がしびれる自分

そんな中、氷の微笑をする自分。

 

濡れるのは嫌!

なんか、そんな気がしてしまった。

だから、

 

傘差し運転で帰りました!

よかったぁ、警察いなくて。

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オフ会
2010-02-16 Tue 03:53

バレンタインデーも小雨の中、通り過ぎ

残ったのは、部屋の中の白い吐息だけ

ではなく、桃色吐息も残ったでしょう。

 

寒い日が続くけども

 

今日は、オフ会へ行って来ました。

オフ会、この響き何か懐かしいけども

mixi山縣有斗コミュが誕生し、史上初のイベントとして

密かに計画されていた、高円寺ツアー!

このブログでも何度か紹介した、名曲喫茶ルネッサンスを体感したい!

という呼び声のもと、ルネッサンスで珈琲を堪能しよう

という企画が決行されました。

 ⇒過去の記事はこちらからhttp://aritonight.blog65.fc2.com/blog-entry-580.html

自分が企画するのではなく、こうやって応援して下さる方々から

企画が持ち上がり、オフ会が始まることってとても嬉しい。

 

 

まずは、腹ごしらえ!

という事で、高円寺のラーメン横丁へ

このブログで何度か紹介した高円寺の新名所、ラーメン横丁へ

 ⇒過去の記事はこちらhttp://aritonight.blog65.fc2.com/blog-entry-585.html

ヒトキワ人気あるラーメンTETSUを避け

一番お客さんの少ない店へGO!

『種子島商店 くにがみ屋』

   ラーメン横丁のラーメン

何と、味噌のつけめん が存在してる店!

味噌のつけめん てきいたことない!

味噌のわりにあっさり店選びは決定された。

 つけめん味噌

味噌つけめん大盛りで。

 田中翔矢

美味かったねぇ。

味噌なのに、かつおがしっかりと主張しているスープ。

そして、中にはマグロのサイコロステーキみたいな肉がしっかりと潜む。

少しそば色の麺が味噌とかつおのスープの中で一瞬泳ぐ

麺がスープと握手を交わした瞬間に

口の中へ、滑り込ませる!

広がる香り、広がる味噌という名の山と、かつおという名の海が

地平線の境目が分からなくなる夕焼けのごとく美しく溶け合った。

・・・うまかったぁ。食う翔矢

 

そうこのオフ会で、一番はしゃいでた男。

翔矢・・・、彼は年末年始の『RED&WHITE』で出演し

ちょくちょくこのブログで色々な情報を得ていたらしい。

そこでルネッサンスに興味を持ったんだって。

彼の興味が、今日の4人を動かした!ってことになる。

 

ラーメン屋にも関わらず、店内はクラシックが流れていて心地よい。

これからルネッサンスで、LPの素敵なクラシックを堪能するであろう胸は

ただ、ただ、高鳴るばかりだった。

 

腹もいっぱいになって、いざ、ルネッサンスへ!

小雨のぱらつく中、商店街を進み、最終カーブへさしかかる。

そこを曲がればルネッサンスだ!

鼓動が高鳴る。

今にも名曲が、クラシックが聴こえてきそうだ!

さぁ、みなさん!

ここがルネッサ・・・!!

 

 

閉まっていた。

シャッターがドンって。

前途多難な、受難な、オフ会の幕開けです。

 

そして、打ち合わせやキャバ嬢面接の定番中の定番喫茶店

ルノアールへ・・・。

高円寺にあるってだけで、もうその価値は計り知れない。

ってことで、ルノアールへ。

その頃には、高円寺駅で人身事故があって、急遽タクシーで西原さおりさんが

駆けつけてくれました。

声優さんの西原さんは、『RED&WHITE』で袴ユキエさん役で声で特別出演して

いただいた、素敵な声の持ち主です。

彼女の合流で、幽霊話とベリーダンスとタンゴの話に花が咲きました。

 

楽しい時間、ありがとうございました~♪

今後もいろいろな方と楽しめる会になると思います。

前途多難ですが、難産なくらいの方がわくわくするのです。

 オフオフ

ルネッサンスの革命以降、色とりどりの世界を描いたルノアール

密かに鉄砲を受け入れた種子島

日本と世界を結んだ不思議な流れで

ある意味、初オフ会は意味深な組み合わせとなりました。

乞うご期待!

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ノルウェイの森(下)
2010-02-13 Sat 23:56

読みやすいね、読破。

こんなラストだったっけ?

って思った。

下巻に突入すると、文章からイメージした霧はもっと青くなった。

何と言うか、同じ作家の村上的に言うと

限りなく白に近いブルー

みたいな。

 

なんか、わかってきたぞ。

起きてる出来事に大して、登場人物たちが

受け止めている現実感が薄いのかも知れない

ふわふわと浮いてるような感覚なのか

喪失感の上に全て漂っているような、そんな感じ。

多くの人が大きなショックの上に立ち、そのショックの中

感じないように生きている、みたいな。

真っ暗闇な洞窟の中を覗かないように生きてる。

でも、本当は覗きたい。

みたいな。

 

そして、

たくさんの女とやり過ぎだ!ワタナベ君。

 

まぁ、そういことあるわな。

そんな時もあるわな。

ワタナベ君。

 

起こっていることの生々しさを排除したような作品

敢えて排除してると思われ、それが一層客観的に読み進め易くしている。

油絵というより、水彩画。

そんな作品だと想いました。

 

感想、分かりづらいよね。

整理がつかないというか、ついたというか。

 

決して、最初には戻らないっていう。

回想を始めた、現在に戻らないっていう。

読み終えて、最初を読み直すと

主役の行動の行間が見えてくるっていう。

なんとも不思議な構成でもあった。

 

20歳の頃、読んだときは表面をさらさら泳いで読んだような気がする。

行間の奥を見てなかったように思うし

理解というか、起きてることも今以上に遠い世界の話だったと感じられた。

やっぱり想像力は、俺の中であの頃よりもパワーアップしてんだね。

 

 

ああ、そうなんだなぁ。

キズキやレイコがカタカナな感じがにくいね。

  

これが映画化されんのかぁ。

松山ケンイチ主演で・・・。

どうなるんだろうねぇ。

内包された感情が漂うほどでないと、何か物語や音楽の雰囲気だけに

なってしまいそうな怖い予感がする。

無機質になってまいそうな。

ガス・ヴァン・サントが監督した「エレファント」のように撮影されたら

限りなく白に近いブルー的になって面白そう。

今年12月に劇場公開だったよね?

楽しみだね。

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ノルウェイの森(上)
2010-02-13 Sat 02:04

ノルウェイの森(上)

実に12年ぶりに読み返していた。

そんなになるのか。

当時文庫本化されたばかりのこの本を手に取った大学生の俺は

名前だけ聞いたことある本だ、と思って宣伝文句を見た

『限りない喪失と再生への新境地!!』

『新・名作』

 

当時、大学なんてこんなもんかぁと想いながら過ごしていた

ちょっぴりやる気のない俺は

その宣伝文句に踊らされて上下巻セットで購入。

 

それを今も手元に持っている。

乗るノルウェイ 

実は、去年、この本をある人に貸した。

「面白いよ」

とコメントをつけて。

12年前新刊だった本は、今やすっかり色が変わり古本となって見えた

そんな違和感を感じながら

  

そして、その人が読み終わって色々感想を言っていた。

でも、何一つピンとこなかった。

あれ?そんな話だったけな?

そう、面白かったという記憶はあるのに内容はかなりオボロゲだったのだ。

霧がかかったように思い出せない。

さすがに12年も経てば記憶は薄れていくもんだ。

しかし、この本は二回か三回ほど読んだはずなのに。

どうしてこんなに記憶が薄いのだろうか。

そんな疑問を時々思い返しては、読み直そうと何度も思うのだった。

だが、次から次へ読むべき本は登場し、読みたい本は登場し、

後回し、後回し、となってしまっていた。

そして、一瞬の隙を突いてザクッと読み直した・・・。

 古い

読み出すと・・・初めて読んだように好奇心が沸き起こるのだが

頭に浮かぶ映像が、12年前に浮かんだ映像となんか同じなような気がしてくる。

映像のデジャヴだ。

この感覚は妙だ。

 

そして、物語の始まりは、今の俺の年齢とそう変わらないワタナベ目線から始まる。

飛行機の中。

回想するワタナベと直子の物語。

その回想は20歳の頃の物語。

・・・当時、俺が読みふけっていた年齢の頃。

 

なんか、こちらの状況とも妙にデジャヴなランデブー。

回想の主役の年齢と同じ年齢の時に読み

現在の主役の年齢と同じ年齢の時に読み返している

 

だから何?

と思うだろうけど、なんかそんなタイミングで読み返すこの本に

意味を見出したくなってくる。

さらには、この本を貸した人は

回想の主役の年齢と同じ年齢の女性なのだ

 

だから何?

と思うだろうけど、何かが絶妙に俺をくすぐる。

養老猛が言うように、人間は意味付けの世界に住んでいるのかも知れない。

なんとしてでも意味を見出そうとして安心するのだと・・・。

 

思うに

ちょっと頭良すぎて時々ナンセンスな養老先生の言葉を

俺なりに変換して、それは

「意味」ではなく「縁」という言葉に置き換えたい。

再び本を手に取った、俺の縁だと置き換えたい。

 

物語の時代は生まれる前の時代だけどね。

これを読んだの大学の頃だから大阪に住んでいて

物語に登場する新宿や池袋と場所が登場しても

ノルウェイと同じくらい遠い異国の物語だった。

 

しかし現在読むと・・・近いんだ。

そして、ずっと霧が立ち込めているかのような文体。

少なくとも俺にはそうゆうイメージなのだ。

当時読んだときも霧が立ち込めていた記憶がある。

物語そのものに霧が立ち込めているのだ。

変わらない俺の小さな想像力。

変わってねぇのかなぁ。

 

主役よろしく、俺も当時、気に入った本を何度も読み返していた。

主役と同じだ。

って、その当時、思ったことを思い返したし

同じことを今も思ったっていう。

 

しかも、フィッツ・ジェラルドの「華麗なるギャッツビー」はゼミで使用するので

読んでいて、この主役の大学の時間と自分をだぶらせた記憶が蘇った。

のを思い出した。

それは、同じように今回もそんな事を思ったからだ。

何だろう、追憶?っていうのかな。

 

物語も回想という事を考えると、追憶なのだ。

 

そんな人たくさんいるだろうし、ベストセラーとなって当時読んだ人が

今年映画化されるので読み返したって人も多いだろうが

デジャヴじゃなく、追憶が奇妙で頭が少しポーッとする。

12年前と同じ体験と想像を12年後の今、している妙な気分。

 

今、俺の頭の中で、霧の立ち込める森の中でさまよっている気分。

 

こういう体験がなんか、不思議で嬉しい。

他の本でもそうなるのかなぁ?

 

とにかく、妙な一致にたくさん触れて

弱冠スピリチュアルになってしまった。

これ、なんだろうね。

     ふむふむ

じゃ、下巻にも巻き込まれてみよう。

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アル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロ
2010-02-11 Thu 23:29

さっむいね。

雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろ~~状態だね

一方、九州地方は春一番で暖かい強風でスカートがヒラヒラの状態だね。

なんだ、日本列島においてこの真逆な温度は。

温度差が凄い

 

温度差・・・。

これは芝居を作るうえでも、仕事をする上で様々な時に感じるモノ。

温度差・・・。

相手が低いと感じたとき、それは俺にとっても周りにとっても脅威となる。

低い方が高い方を引っ張りやすい構図になるからだ。

温度差・・・。

もう、恋愛はつきものだね。

それを感じさせない関係が、「安心」を生んで、「安堵」とする。

 

温度差・・・。

BOOK OFF!

まぁ話はここからだけどね。

俺は全財産がたとえ500円しかなくとも、そのうち100円で本を買うほどの

情報収集家でBOOK OFFを愛してる。

そして、BOOK OFFもまた俺を愛してると思っていた。

さらに言えば、BOOKそのものも俺を愛してくれていると思っていた。

 

先日、いくつかの本を泣く泣くBOOK OFFに売りに行きました。

読み終えた文庫本、もう読み返さないだろう本、

そして大事なDVDコレクションの一部。

合計10点くらい。

精算する店員さん。

「10分後、番号札1番のお客様、精算が済みましたのでカウンターへ・・・」

と館内放送が轟く。

カウンター行くと、明細を見せられ

頭を刺激した本たちは、ちょぅどタバコ1箱分程度の料金に換わった。

しかし店員は言った。

「お客様、ただ、1点だけお取り扱いできない商品がありまして・・・」

と、俺が持ってきた1冊の本を指し返した。

その本が・・・

『ロバート・デ・ニーロ ~挑戦こそわが人生』

だったのだ。

        デ・ニーロ

え?これ売れないの?

「そうですね、こちらでは買い取ることができないんです。」

店員は続けて言った。

「お持ち帰りしますか?当店で引き取ることも可能ですが。」

俺はちょっとムッとした。

あんた、ロバート・デ・ニーロを何だと思ってるんだ?

心の中で、熱くなった。

あんた、デ・ニーロの本に価値がないっていうのか!謝れ!

俺じゃなく、デ・ニーロに謝れ!

そう叫びたくなった。

店員は冷静沈着に答える。

「当店で引き取りますか?」

 

な、な、なんなんだ、この温度差は!!

俳優にとって尊敬すべき先輩の伝説の本は、この店員にとって

いやBOOK OFFにとって0円だなんて!

ああ、ああ、なんてこったぁ。

あんたがたは、何も分かっちゃいない!

そして、おバカな本には30円の価値で買い取るというのに・・・。

泣き叫びそうになる。

しかし、そこは33歳山縣有斗、ぐっとこらえて言い放った!

「持って帰ります!」

 

デ・ニーロ、そもそも売ろうとして俺が間違ってたんだね。

この本は今から12年前くらだろうか、大学の時に購入した本。

デ・ニーロに一歩でも近づきたくて買って読んだ。

値段は2500円だった。

彼の役作りの秘密が何か、つかめるのではないかと、

演技を始めたばかりの俺は自伝的なこの本を手にとって興奮して買った。

ゴッドファザーPARTⅡ、レイジング・ブル、

ミーンストリート、グッドフェローズ

タクシードライバー、レナードの朝・・・

数々の名演技に俺は中学校・高校の頃と興奮しまくりだった。

あなたなしでは、俺は真実の演技をしたいと思わなかったでしょう!

大阪で舞台に立ったときの演出、大阪での養成所で教えられる演技に

あの頃、実はちょっと違和感を感じていた。

名演技と違うよな、この感じ。

多分、デ・ニーロとやってること違うんじゃないのか?と密かに日本の俳優演技に疑問をちょこちょこと感じていたんだ・・・。

 

そして、今回、ただの1冊残ったこの本。

・・・残るべくして手元に残った気がする。

 

実は、2年前、アル・パチーノの本を購入した。

                    パチーノ

値段は3200円。

ラリー・グローベルというインタビュアーにだけアルは応えるという事で

その数十年に及ぶ関係の中でインタビューした内容を本にしてあったのだ。

尊敬する大先輩俳優アル・パチーノの舞台裏が、人間が少しでも見れたら嬉しい。

そんな少年のような気持ちで、高いけど購入した。

言わずと知れた、名優。

ゴッドファーザー、狼たちの午後、セルピコ、

カリートの道、スカーフェイス

セント・オブ・ウーマン、インスムニア・・・

デ・ニーロと違う演技方法で、目の中に全てが宿る演技に感動して

俺は、追いかけた。

その追いかけてきた男の知られざる姿が観れる本だ!

熱くなって、速効購入して読みふけった。

が、しかし、そんなたいした情報はなく・・・アル・パチーノの普段の生活や

女遍歴がちょっと見えるっていう本でした。

・・・求めてた本とちょいと違う。

そして、金銭的に苦しい頃、一度BOOK OFFに売りに行ったことがあった。

その時、店員は言った。

「50円です」

「50円です」

「50円です」

 

「ええ!!」

何?この温度差は!?

 

そんなはずない、アル・パチーノだぜ!もとは3200円だぜ!

謝れ!俺にじゃなくアル・パチーノに謝れ!!

絶対売ってやるか!

って事で違う古本屋さんに行きました(売りに行ってんじゃんっていう・・・)。

すると返って来た答えは

「・・・300円」

 

「ええ!!!」

 

「さ、さんびゃくえん!?」

俺は、耳を疑った。

「専門書的な扱いになるので需要がどうしても低いんですよね」

 

そして、俺はやはり売るのをやめた。

手元に残ったアル・パチーノ。

 

そして、先日同様に手元に残ったロバート・デ・ニーロ。

    2人

東京に来て、彼らがメソードアクティングを勉強してることを知った。

そこから演技の捉え方は徐々に変化していった。

大事な人たちの本。

手元に残るして残ったのだ。

きっとそうに違いない。

この2人が残るなんて、なんという縁だろうか。

演技を勉強したいならこの本は実はあんまり関係ないけど・・・

それでも、時代を作った2人の姿が観れる。

 

映画「HEAT」

アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが初共演をはたした時は、

大学時代だったけど興奮して友達と観に行った!

円熟味を増した2人の共演は、そりゃもう興奮した、男臭い映画だけど熱かった。

                        HEAT

そんな2人が手元に残り、再び俺の本棚に戻る。

そう、なんか、戻るべくして戻ってきたのだと思います。

だから、大事に持ってようと想いました。

 

2人と俺に温度差がないと信じながら・・・

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尊敬する俳優

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えれがんす 観劇
2010-02-11 Thu 02:37

今日は3月26、27、28日の演劇グランプリ!

東京シアターゲートの決戦の地。

  その内容はアテプリ!ブログからチェック!

    http://atepuri.blog119.fc2.com/

東京FMホールを下見したあと・・・

 

新宿、紀伊国屋ホールで観劇!

     えれがんす

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

シスカンパニー公演/紀伊国屋書店提携

       『えれがんす』

作:千葉雅子・マギー 演出:千葉雅子

出演:渡辺えり 木野花 梅沢昌代 八島智人 中村倫也 コ・スヒ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 

という、そうそうたる出演者。

 

自ずと期待値はあがっていて、何と最前列で観劇しました。

ちかっ!!

必要ないドタバタやナンセンスコメディは排除され

女性版スタンドバイミーのような雰囲気で大人な作品になっていました。

渡辺えりさんの存在感はデカイなぁと

パワフル、且つ、声が響く。

声ってある種特殊な才能のヒトツかもしれない。

聴いてて気持ちいい。

そして、動き出すとオチャメというか愛される人だ。

 

八島さんは、ひょうひょうとしながらも、ちょっとクールな役で

いつもと違った顔といつもの顔が交差しながら新鮮でした。

いつもの顔が覗く瞬間が多々ツッコミに現れててクスっときます。

パンフレットに書いてあったけど、いつもストイックに役作りする方ではない

という八島さん。

確かに、それは伝わりました。

俊敏に反応できるように、ふわっと構えてるんですね。

 

コ・スヒさん、面白かったなぁ。

何度かツボを押されて、爆笑しました。

韓国の素敵な女優さん、ホントに韓国人の役で登場でした。

パワーあるなぁ。

 

内容はネタバレになるので言えませんが

元オリンピック選手がバラエティやお笑いに転進した後、

スイミングスクールをして、そのスクールが潰れて立ち退くとこから始まります。

もうその時点で、ちょっと背中に寒い風が吹きそうな空気。

 

深みはないものの、笑って、気持ちよく楽しめる作品でした。

もしかしたら・・・もっと深い役作りが何かを変える予感がします。

さらに、熱いものになる可能性が大。

気持ちよく楽しめるので、さらにその先も見たい気がしました。

 

元ジョビジョバのマギーさんが脚本に参加。

これって、最初の漫才に生かされてたんだなぁってすぐ分かりました。

最初、明転と同時に漫才が始まるんですよ~

あ、ネタバレさせてしまいました・・・。

でも、千葉雅子さんの演技って好きなんですが、今回は裏方のみの様子で見れなかったのはちょっと残念。

作品の中に、千葉さんの「えれがんす」を見たような気がします。

  

上演時間が90分を切っていて、ホント、あ、終わったっていう感覚。

しつこくなく、無駄なシーンもなく、適度に笑えて

特に、その女性陣のあたふた振りは面白い。

 

紀伊国屋ホールは何度か観に来たことがあるけど

やっぱぁええ劇場だなぁ。

ここがなくなるって話を聴いたんだけど・・・

ここで公演打ちたいなぁ。

行っとくかな!

(そのうち)

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加害者と被害者
2010-02-09 Tue 12:28

やってしまった・・・。

昨日、自転車で40分かけて池袋へ向かいました。

アップダウンの激しい山手通り。

くだり坂は、上るための助走をつけるチャンス。

俺は、山手通りをチャリで爆走していると

横から自転車が、すっと出てきた!

急ブレーキの俺!

しかし、間に合わず。

自転車の後輪に俺は真っ直ぐ激突。

時間は止まった。

 

おじさんは、宙を舞っていく

そして、路上で倒れた・・・。

 

とっさの事で、全身が硬直した。

身体は硬くなる。

おじさんは、起き上がらず

呆然としたまま・・・

ややあって、足を押さえ始めた。

山手通りは車の流れも多い。

 

一瞬、去年、俺がタクシーと自転車で接触事故を起こしたことが

脳裏の蘇った。

あの時、俺は被害者だった。

昨日のあの瞬間、俺は加害者になったのだ。

 

怖かった。

おじさんがあまり動かない。

 

慌てて、おじさんを抱きかかえ「歩道に移動しましょう!」と声をかけ

急いで歩道に移動。

おじさんの自転車も歩道に入れる。

その間、おじさんは・・・立っていた。

痛い・・・という顔をして。

でも、立っているという事が、どれほど自分を安心させたか。

 

俺は、気がつけば凄い声で言っていた。

「申し訳ありません!」

「申し訳ありません!」

「申し訳ありません!」

もう、本当に腹の底から声が出ていた。

 

「大丈夫ですか?」

 

おじさんは「大丈夫です。」と応える。

自転車から落ちた本は、何か勉強しているテキストだった。

そして、鞄から飛び出していたのは食べかけのパンだった。

それをおじさんは急いで鞄に詰め込み

「大丈夫ですから」

と優しく言ってくれた。

 

でも、俺の顔をほとんど見てくれなかった。

大きなショックを受けてる状態だった。

後でヤジが聴こえて来る。

「お前、バカじゃないか!お前が悪いんだよ!信号見ろよ!」

 

自転車に乗って俺を観てる妙なオヤジが凄いヤジを飛ばして来る。

この声は、本当にどうでも良かった。

このヤジが心配なのではなく

俺はただおじさんが「大丈夫」って言ったのが胸に刺さった。

足を痛そうにさすっている・・・。

大丈夫って言う人が、大丈夫なことなんてあんまりないかも知れない。

けど、その声は人を安心させるために存在するんだ。

俺は、おじさんに安心させてもらった。

加害者の俺が

おじさんに安心をもらった。

 

そして、さらにもう一度

「大丈夫ですか、申し訳ありませんでした!」

 

おじさんは、「大丈夫だから」

とまた応えた。

 

そして、おじさんは、自転車にまたがって信号待ちを何食わぬ顔ではじめた。

それは、今起こった被害者と加害者の関係が終わった気がした。

おじさんは、俺を最後まであんまり見ようとしなかった。

きっとショックが大きかったのだと思った。

「失礼します。」

俺はそう言って、池袋まで自転車を走らせた。

 

 

後で、名刺ひとつ置いてくればよかったなぁと思った。

フラッシュバックが頭を何度も過ぎる。

おじさんが宙を舞った瞬間。

本当にふっとんでいた。

スロー再生で何度も頭を過ぎる。

怖かった。

人があんなにも、軽く吹っ飛ぶなんて想像したことがなかった。

自動車事故の実験で人形が吹っ飛ぶのは観たことあるけど

車ではなく、チャリで、チャリであんなふうになるなんて

俺は想像だにしてなかった。

人間って・・・もろいんだ。

 

おじさんのあのショックの顔。

俺をほとんど観ないくらいのショックの顔。

怒りというよりも、静かに頭が空っぽになったような状態。

 

去年、俺が事故に会ったとき

俺もタクシーの運転手をほとんどみれなかった。

ショック状態で、よく分からず、まず劇場に行かなければって思った。

あれは初日前日の朝だった

ふらふらと、自転車のカゴの鞄から落ちた自分の財布と携帯を拾って

劇場に行こうとしていた。

 

おじさんは、あの時の俺の写し鏡。

 

同じ顔をしてたんだ。

 

昨日は、何度もその顔が脳裏に蘇っては消えた。

もし、すぐあとから車が通っていたら?

相手が女性だったら?

相手が妊婦さんだったら?

相手が子供だったら?

・・・怖くなった。

本当に怖くなった。

「もしも」なんてのは考えたらキリがない。

でも、何度も何度もいろいろなコトを想像しては身体を冷やした。

 

やはり、名刺ひとつ置いていけばよかった。

でも、後で損害請求されたらどうしよう・・・と考えた。

保険なんて入ってないから

生きるにただギリギリ以下の俺にできることなんて。。。

正直に言おう。

一瞬、お金が頭を過ぎって怖かった。

治療代くらい払って当然だけど、怖かった。

俺がチャリで40分かけて池袋まで行く理由は、お金なのだ。

 

それもまた、後悔として残った。

おじさんは、そんな請求するそぶりも見せてなかったけど。

 

おじさん、本当にすみません。

 

振り返ると

あんなに、無我夢中で謝罪したことがないくらい

俺は声に出して謝っていた。

こんな素直に出た謝罪は、これまでの俺にないかもしれない。くらいに。

心と身体が凄いリンクしていた。

これも俳優訓練のたまものと言えばそうなんだろう。

そんなバカなコトも考えた。

そう言えば、去年の事故でタクシーの運転手の謝罪は

声が震えていた。

現実感のない声で、ふわふわとしてた。

頭ヒトツ下げられてなかった。

「やっちゃったぁ」という感じだった。

その後、そのタクシーの運転手とは会ってはない。

警察で個別の事情聴取があった。

タクシー会社の偉い人が来た。

保険会社の人が電話で応対した。

あとは治療費をもらった。

本人から明確な言葉をもらってない。

今考えれば、なんだったんだろう。

 

そんなタクシー会社から買って貰った自転車で

俺は今度は加害者になってしまった。

ほんっとバカだなぁ。

バカというのは、俺の事を言うのだ。

 

おじさんが、その日、「今日自転車に衝突されてさぁ~」

って笑い話のように人に誰かに話せてればいいな、と願ってます。

 

先日の名古屋で起きた、ひき逃げ事件。

親子3人の死亡。

そんなニュースが急にトゲトゲしく深く刺さる。

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トレーニングデイ♯4
2010-02-08 Mon 01:50

真っ暗闇を、今日駆け抜けました。

さすがに夜も拭けると人が少なく、街灯も薄暗い

が、それがまた良いねぇ~~~

 

以前より身体が軽い。

ランニングしてると、ちょっと軽くて浮き浮きしてくる。

徐々に重くなってきたときは、

しっかりと自分に羽が生えたかのような想像して

ふわりふわりと飛ぶ。

 

今日は、これまでよりもちょいとまた距離を伸ばしたよ。

不思議だねぇ

身体は慣れるんだね。

というか、知ってるんだね。

いや、思い出してくるのかね?

今まで繋がっていなかったシノプスが再び繋がったような感じなのかな?

ユニコーンが再結成、みたいな。

ランニングの筋肉細胞が再結集、みたいな。

かつてのようにメチャメチャ元気に速く走るってことはできないけど

全然、最初の時より、身体が走り方を知ってるわ。

 

速く走ることが目的ではないのでただ夜空と夜風と夜の静かな公園の

雰囲気を感じて、気持ちよ~~く走った。

必死に速く走る人たちとすれ違いながら

お互い「走ってるね~♪」っていう一瞬のアイコンタクトを交わす

ちょっと同士みたいに感じてくる

目的は全然違うけどね。

 

そして、今日も案の定

芝の上で「大の字」に!

だが、これまで以上に土が冷たい・・・。

気持ちいいけど、ちょっと冷たすぎ・・・。

でも、ちょっとした自然と夜空をめいっぱい堪能。

東京だよなぁ、ここ。

って不思議な錯覚に陥っていく。

オリオン座がはっきり見える。

子供の頃に観たオリオン座はもっともっと光り輝いてて

もっともっと近かった気がするなぁ。

内緒だけど小学校の頃、「北斗の拳」のパクリで

「オリオン座の傷を持つ男」の漫画を描いたことがあります。

友達にはなかなか評判良かったぜ。

 蛇足でした・・・。

 

細い光に、ちょっと見とれる。

何で、真ん中は、気持ちよく3つ並んでんだろうなぁ

偶然とはいえ、

地球人の俺にしてみれば「素敵だよ、ありがとう」って感じ。

 

そして、静かな公園で俺のうめき声は響き渡る・・・。

 

変質者だ、俺。

まぁ、自意識を捨て去り、「痛い痛い痛い!!」

って身体を動かしながら騒ぐ。

 

気持ちええもんだ。

 

寒いけどね。

夜露があるから、ちょっと土も湿っていて

いつもより土の匂いが深く香って、刺激した。

 

帰ったら、背中がかなり泥だらけだった。

  泥だらけ

33歳で、背中泥だらけの大人ってなかなかいないよなぁ・・・。

土方の人でも背中はなかなか汚れないだろ。

無防備だね、大の字。

だから、好きだ。

泥だらけの人生で何が悪い!

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at アート
2010-02-07 Sun 01:20

今日は、アートを観て来ました。

招待状も頂き、はるばる丸の内へ・・・

 

横野健一展~SQUIRM~

 

版画家の芸術家

あの、年末年始の公演『RED&WHITE』のチラシの絵を

覚えていますか?

              この絵

そう、この版画を描いた方が、横野健一さんです。

ニューヨーク、アムステルダム、ウィーンなどでも展覧会をし

世界的に活躍されてるアーティストです。

 

生の版画を見れるとは、凄い楽しみにして行って来ました。

      凄い

圧倒。

この言葉がふさわしいかもしれない。

圧倒されました。

こういう時、具体的な言葉は生まれず

「ああ~」や「おお!」「うわっ」「あはは」

という擬音語が俺の胸から出て来る。

今日もそんなふうだった。

   横野健一さんと

今日が初日にも関わらず

既にバイヤーのついた作品やバイヤーにキープされた作品があった。

その額・・・150万。

わぁお!

国際色豊なお客様がご来場だった。

どの作品も一点もの、それでも本当は安いくらいだ。

芸術って、素晴らしい。

        金魚

作品は、どの作品も細かく、繊細に木が削り取られ

かくも血管が浮いてきそうな作品や

ちょっとグロいけど、ちょっとした生っぽさや

可愛いものなど様々な作品群。

見方によって、いろいろ発見できる作品でした。

 

展覧会のタイトルまで彫ってあって、最高にカッコいい。

   見えるかな_?

さらには額縁まで手作業でしっかり彫ってデザインしてあり

その緻密な構成力に心が躍った。

 

この「I BOOK」

          i BOOK

全て木で出来ていて、キーボードや画面は版画です。

      観てみて

感動。

折りたためて、しかも持ち歩けるようになってます。

遊び心も満点。

 

圧倒されることって、凄い嬉しいことだなぁ。

いやぁ、素敵だった。

 

横野さんは、舞台も観劇してくださり

当パンにはさんであった、あの山縣有斗の手紙を読んで

深く、共感を覚えたそうです。

手紙の反応って、あんまり聞いてなかったから

正直、すげぇ嬉しかった。

 

アート作品はアーティストの写し鏡。

いろいろと感じるものがあった。

 

作品は彫りだすと、1ヶ月くらいで完成するって。

彫りだすまでの、下書きやアイデアを構成する期間は無限大。

常々、考えて、下書きを描き出したらほぼ完成という。

あとは彫るだけだから、と。

脚本に似てるなぁって思った。

構想期間がえらい長い、構成が出来て書き出したらわりと早い。

それまでの勉強期間や想像期間が長いのよ・・・。

 

熱く、その後、お酒の席もご一緒し

様々な現代アーティストが集まって、わいわい話しました。

久しぶりに本当のアーティストに会った気がする。

だから、今日は清清しい。

いたんだ。

っていう嬉しさ。

シンクロしました。

 おお

芸術で食ってくって、そういう事だなぁ。

素晴らしいよ。

ちょっと、感性を刺激された。

本当言うと、最近ちょっと腐りそうになってました。

壊れかけのラジオ、ならぬ

腐りかけの有斗。

舞台は・・・もう降りようかなぁなんて、リアルに想い始めてた。

命を削っても、ただ、その後、削られっぱなしで回復しないまま

私生活に支障をきたし続けたまま

走り続けることに、嫌気がさしてた。

俺、死ねばいいじゃん。

って感じになりかけてたんだよね。

 

  

だから、ちょっと元気もらったなぁ。

 

気になる方は、是非!

無料で入れるギャラリーだから。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

横野健一展~SQUIRM~

2010年2月6日(土)~27日(土) 日・月曜休廊

時間:12:00~19:00

場所:unseal contemporary

東京都中央区日本橋兜町16-1 第11大協ビル2F

WEB:http://insolite-s.com/yokono.html

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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赤々と
2010-02-06 Sat 02:22

ポニョを見逃しました。

 

その代わり、夕焼けにゃンにゃンに染まる富士山を観ました。

いわゆる、ダイヤモンドリングと言われる現象が起こってた。

富士山のテッペンに夕日の太陽の光がキラリとして

日蝕のような状態でダイヤモンドのように光輝く瞬間。

   富士山 ⇒真ん中のモコって富士山

写メってみようとして

肉眼より遠くに写った写真に落胆。

肉眼を越える感動はなかなかないのかな。

 

同じ、赤い芸術と言えばこれ

 いちご

イチゴの美しさ、色、艶、香り、ああ・・・

                    おお!

イチゴのエロさもまた芸術。

なんか、芸術と言ってしまえば、何でも許されそうだね。

 

そして、今年初のうなぎも頂きました。

特上う を頂きました。

  ざ、特上

精がつきます。

精進できそうです。

御馳走していただき、さらにパワー溢れる感じです。

 

ただ、足の踏み場もない毎日

たまに美味いモンを食うと、それだけで元気になるのはなぜ?

 

綺麗な夕日を観るだけで、ちょっと込み上げるのはなぜ?

 

なぜ?が追求に変わったとき、きっと芸術は生まれるんだね。

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朝青龍!
2010-02-04 Thu 23:26

朝青龍引退。

小沢さん続投のニュースと世間を騒がせてる。

 

興味は朝青龍の方に向いてしまう俺。

アウトローな横綱だったなぁと思うけど

やっぱ、好きなんだよなぁ。

 

弱冠15歳でモンゴルから日本へ相撲留学

高校の時、高砂親にスカウトされ、高校中退して高砂部屋入り

考えてみれば、その時点で既に牙が違うって感じがする

国を離れて、留学して、その流れで相撲界入り

10代で一気に流れがきてる。

女の子に夢中だったり、夜遊びに夢中だったり

タバコを覚えて悪ふざけしたり、塾に通ったり、試験勉強したり

そんな、日本の通常の10代を越えて

アウェーの中、10代からどっぷり相撲界に居る

そして、一気に駆け上がって大関から横綱へ。

 

考えてみても、朝青龍の人生の壮絶さを感じる。

同年代の他の日本人を横目で見ながら

あるいは

家族が近くにいながら相撲部屋で修行している同期

それを感じながら、必死に稽古に向かったんだろうなぁ

 

故郷を離れた、その何かぽっかり空いた孤独感

想像を絶する。

 

俺の杓子定規で測るもの失礼だけど

予備校の寮で1年俺は勉強漬けの日々を送ったとき

彼女ができてる他の予備校生を見て

「バカヤロウ!今に見てろよ!」

「この軟弱モノが!お前は落ちるぞ!」

と神経を尖らせた。

ほんとうはその時期、どれほどうらやましかったか!

 

 

相撲の道を選んで、そこの精進してた朝青龍

どれほどの神経を尖らせたか、想像に難くない。

 

失ったものをたくさん埋めようと暴れてのかも知れない。

アスリートが必ずしもそうじゃないとは思うけど

何かを犠牲にして、ただ必死に向かう

本当は欲しいものをちょっとづつ諦めながら・・・

うらやましいと想いながら・・・

屈折するのは当然だろ?

 

一番うれしかったのは何ですか?という記者の質問に

「両親を日本に招待して両親の前で、横綱武蔵丸に勝ったときです」

と目を赤らめた。

 

これを素直に応えれる人も、逆に凄いと思うけど。

 

頂点に立って、少し自由が利くようになったとき

所謂、大学デビュー的なことになったって

そりゃ、そうだぜ!

って感じるんだけどね、俺は。

もちろん、横綱の品格としては、いろいろあるとは思うけど。

そんな風にさせた現場だったってことと

そんな風に強要していた現場だったってことと

素直に生きれないもどかしさが多すぎた現場だったってこと

 

大草原の少年が、日本の中心にいきなり来て

厳しく叩かれ、体育会系の洗礼を沢山受けて

トップに立ったらチヤホヤされて、慕う後輩が沢山出来て

振り向かなかった人たちが、いっぱい振り向いて

頭で処理できなかったこともいっぱいあっただろうし

 

引退して良かったんじゃないかな。

相撲界が寂しい感じはするけど

朝青龍がこれから、やっと考えていろいろと行動できるんじゃないのかな?

これからやっと始まるって気がする。

逆に一般的に言うと

義務教育が終わって、高校行って、夢だった大学に受かって

やっと、「さぁこれからどうしようか」って段階の学生みたいなモンじゃないだろうか

大学に受かることが目的だった人生が終わったってこと。

 

だから、これから朝青龍がどうして行くのか、楽しみです。

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書く
2010-02-04 Thu 12:10

不意に「書く」という事の仕事をもっとしてみたい

そう思うようになってきました。

コラムでも評論でも脚本でも小説でも絵本でも

何でもいい!

って訳じゃないけど

 

脚本を書くにあたっては大変だなぁ

面倒だなぁって思うこともあるけど書き始めると楽しいことが多い

苦しいことも多い

 

学研の本を書いた時も

こんなに時間がかかるほど添削されると思わなかった!

ってくらい添削があったし

徹夜作業も増えて、苦しいものもあったけど

舞台の脚本と同時進行

舞台の稽古と同時進行

っていう同時進行で進んでいったけど

実際に本になると、嬉しいというか

舞台もそうだけど

 

形にしていく

残る

という麺、いや面で、とっても充実感がある

人の役にたっている感じも少しする

 

喜んでくれる人がいる

 

それ、大きいね。

俳優業もそうだけど。

 

好きなことだけ書いてりゃいい、って世界じゃないけど

もっと収入と結びつけようかなぁって気がしてきた。

できるか分からんけど

やってみなくちゃね。

 

今、そうは思っても明日には変わるかも知れないけど

 

ちなみに、今書いたことは決意表明でも何でもないよ。

ただ、単純に今の生活を変えたくなってきたのだ。

 

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トレーニングデイ♯3
2010-02-03 Wed 02:02

今日は夕方からトレーニングデイ

先日の初詣、芸能活躍祈願があるので

       豊川稲荷の品 

神様に背中を押してもらったつもりで挑みました。

もっと押してくれよ~

と神様にM的な発言をしてみました。

 

なかなか公園じゃ大声出せないので

声を出せる場所が欲しかったのよ

 

みて!この開放感!

 稽古あるのみ! ※レディたちごめんね

リラックスだ!

 

だから声を大にして言いたい!

ちゅきです、だいちゅきです。

あなたのことがちゅきだから~♪

 

そんな感じでした。

 

そして、思う存分に声を出して

身体を動かして、身体を知って、自分を知る稽古に明け暮れました。

あとは滝に打たれて

苦境に打たれて

SM嬢に打たれて

泣かされ

笑い

鼻であざけり

華が咲きかけたので終了。

 

いやぁ、やっぱ、挑戦し発見し続ける

発見がないと先にはなかなか進まないからね。

そうやって、演技は進化していくし体感する演技をよりびんびんにする。

これ大事だね。

身体が喜んでいたよ。

ちょっと疲れたけどね。

 

詳しい内容は。。。ひ

 ああ!

どんなときも~♪

どんなときも~♪

僕が僕らしくある~ために~♪

 

その後は、アテプリ!打ち合わせ。

その様子はこちらから!

⇒ http://aritonight.blog65.fc2.com/

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初詣
2010-02-02 Tue 01:24

今頃かい!初詣!ってツッコミが入りそうですが

そうです、今頃です。

事務所の人たちと今朝行ってきた。

朝の9時15分、原宿に。

そう、まずは明治神宮を目指す。

 明治神宮

事務所で参拝するのは、実に数年ぶり

社長が仕事で忙しかったからだ

今年は社長が1月末まで博多座で芝居をしていたので

2月の頭に決行されました。

  行く

緑が多くていいねぇ明治神宮は、それだけで気分があがる

気持ちいい。

今でこそ雪が降り積もっているけど

朝はすこぶる気持ちいい天気で寒くもなく素晴らしい時間でした。

 参拝

平日のこんな時間から既に参拝者はわりといて

さすが明治神宮と感動。

結婚式を挙げている夫婦もいたりして、和で身を包む花嫁に

少し見とれたりして

しっかりと祈ってきました。

 サラリーマン

そして、すぐさま、ネクスト

芸能の神様がいるという

豊川稲荷神社、赤坂へ車で向かう。

ここは、数年前、同じように来たときに「大吉」を引いて

未来を夢見た場所です。

そこで、我々ゴールフェイスはお払いをしてもらいました。

子供の頃以来のお祓い。

お1人様、最低5000円から包む感じ・・・。

おお、さすが・・・だ。

と思いながら、そこは事務所の好意を頂きました!

 豊川稲荷 きつねさんと

 

総勢、タレント5名とマネージャー1人。

合計6人でのお祓い。

ってか、いつの間にか、社長含めタレント4人だったのが1人増えていました。

身内の俺が知らないなんて・・・・。

アテプリ!と自分の舞台に情熱を傾けていたので

少し情報が遅れてた感じです。

 

そんな訳で、久しぶりにお経の中で、自分の名前を読み上げてもらいました。

子供の頃、家族でお祓いしてもらったりしたとき

クスクスと自分の名前を呼ばれるときに笑ってしまったのを思い出す。

すっかり大人な身体の俺は、笑うまいとココロに誓った。

ところが、笑うどころか、お経の声と太鼓の音が、物凄い胸に響くのを感じて

ドキドキしてきた。

さらには、俺も心を開こうと想い

正座しながら、両手の手のひらをひっくり返して表に向けて膝に置いた。

お経が気持ちよく身体に響き、暖かく感じ始めた。

この感性はちょっと楽しかった。

そして、「~~~~山縣ぁ~~あぁりぃぃ~とぉぉぉ~」

「芸能精進、家業繁栄、うんぬんかんぬん~」

と響き渡り、

何か元気が出てきた次第です。

坊主、やるな!

失礼、和尚さん、ありがとう!

 

その後、境内の中を順路通りに通るんだけど

お賽銭を入れる場所があったので、お賽銭を入れ

深呼吸して、お賽銭以上の想いを願う。

そして、横を向くと

またお賽銭を入れる場所があり、お賽銭を入れ

お賽銭以上の想いを願う。

そして、動き出すと今度はまたお賽銭入れるところがあって

お賽銭を入れ、これが最後か、と想い力強く祈る

 

で、カーブを曲がって、まさお賽銭入れる場所。

おおい!賽銭箱多くね?とツッコミながら、祈る。

で右に向きを変えるとお賽銭箱。

お、お、小銭ギリギリやないか・・・。

そして、やはりお賽銭を投げて、祈る。

 

5回もお賽銭を投げ入れました。

坊主、やるな!

失礼、和尚・・・やるおるな。

 

お財布の小銭は、もうなくなっていた。

ってか、あとは1円玉しかない。

これ以上のお賽銭箱は危険だった。

1円じゃ、神様に失礼じゃないか・・・と不安だった。

 

芸能の神様・・・おつりで、ちゃんとお札が帰ってきますように・・・

と静かに祈るしかなかった。

 

そして、最後は外でまた

お賽銭箱。

ここはお賽銭を投げ入れ、お願いした後

黄色い封筒(中に新品の10円玉)を貰い

お金が貯まるように財布に入れるという流れだった。

 

お賽銭がない。

もう1円玉しかなくなっていた。

だって、さっきやり過ぎだろぉと想いながら、出し尽くしたからだ。

そんな時

これ皆には内緒だよ。

社長が、先にお祈りをしているとき

待っていると、俺の足元に5円玉を発見した。

俺は、目を疑った。

ああ、お賽銭がある。

『俺のお賽銭が足元にある!』

そう想った。

さっそくご縁があったのだ

そう解釈して、ありがたく、そしてごく自然にそれを拾った。

誰も観ていない。

多分。

 

でも、凄いありがたいのでお財布に入れて、大事にしようかなぁと想った。

 

でも、5円はご縁。

縁は繋がるもの。

大入り袋の中身を交換するように、これはお賽銭として投げようと

思いました。

そうすれば、そのご縁は返ってくるはずだ!

そうだろ?神様?

 

それで、5円以上のご縁を願って祈りました。

 

この頃には、あちこちで祈りすぎて願いすぎて

けっこう頭がパンパン。

願いことを言い過ぎて、思い過ぎて、よく分からなくもなってきて

いわゆる、悟りの境地にいっていたと思われ

無我夢中でした。

 

芸能の神様、早くも悟りを開きましたが

今年もよろしくお願いします。

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